起業家

2023.06.22 17:00

創業3年以内の起業家たちが見せた次なる可能性|RISING STAR AWARD 2023

Tensor Energy 堀ナナ
発電事業者向けに、再生可能エネルギー発電所の開発、資産管理、運用を効率化するソフトウェアプラットフォーム「Tensor Cloud」を提供。「最終的には24時間365日、再生可能エネルギーでまかなえる世界ができたらいい」(堀)
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iSurgery 佐藤洋一
胸部X線写真のAIによる解析だけで骨粗しょう症の検査を可能にするソフトウェア「Chest Bone Indicator」を開発。「とにかく一人でも多くの骨粗しょう症の患者さんを見つけ、骨折を防ぐ。日本でも、海外でも初めての事例になる」(佐藤)

SORA Technology 金子洋介
ドローンによる空撮とAIによる分析で効率的なマラリア対策を支援するソリューションを西アフリカで展開。「マラリアは若い人ほど死亡率が高く、5歳以下はほぼ亡くなってしまう。我々はそこを変えていきたい」(金子)

RISING STAR AWARD 2023 地域スタートアップ部門

PECOFREE 川浪達雄
高校生が学校で食べる弁当をスマートフォンで予約注文可能な宅配サービス「PECOFREE」を展開。「私たちのミッションは、“食による地域経済の活性化”。生徒、保護者、サプライヤーの幸せの最大化を目標にがんばっていく」(川浪)
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HelloWorld 冨田啓輔
日本に住む外国人家庭へホームステイする「まちなか留学」、英語学習と国際交流のオンラインプラットフォーム「WorldClassroom」を運営。「多様性あふれるチームで、沖縄から、日本を、世界を変える。世界中に1カ国ずつ、友だちがいる世界をつくる」(冨田)

輝翠TECH タミル・ブルーム
宇宙探査技術を取り入れた、農作業支援の自動運搬AIロボットを開発。「月面探査ロボットの技術で、身体的負担や人手不足といった日本の農家の課題解決に取り組みたい」(タミル)

なお、一般部門の審査員は、Forbes JAPANが毎年発表している「日本で最も影響力のあるベンチャー投資家ランキング」で1位を獲得した投資家たち。地域スタートアップ部門の審査員は、地域産業に精通した有識者が務めた。

RISING STAR AWARD 2023 一般部門 審査員

SBIインベストメント 執行役員CVC事業部長 加藤由紀子(ベンチャー投資家ランキング2015 1位)
インキュベイトファンド 代表パートナー 村田祐介(ベンチャー投資家ランキング2018 1位)
早稲田大学ベンチャーズ 共同代表 山本哲也(ベンチャー投資家ランキング2020 1位)
アイキューブドベンチャーズ 代表取締役 山形修功(ベンチャー投資家ランキング2021 1位)
ジャフコ グループ パートナー 藤井淳史(ベンチャー投資家ランキング2022 1位)

RISING STAR AWARD 2023 地域スタートアップ部門 審査員

マクアケ 共同創業者 坊垣佳奈
ドーガン・ベータ 代表 林 龍平
アメリカン・エキスプレス 法人カード事業部門 副社長 谷川美紀
Forbes JAPAN Web編集長 谷本有香

文=加藤智朗 写真=小田駿一

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