先にツイッターで発表されたとおり、新たにウェブブラウザベースで利用できるようになった機能には、多くの「編集候補」が含まれている。これらには「ポートレートライト」「ぼかし」「ダイナミック」「カラーポップ」「HDR」「空」などがあり、1回のクリックすることで写真に適用できる。しかし、今回の変更はそれだけには留まらず、ウェブインターフェースに一連の高度なツールと調整コントロールが追加されている。
この大幅なアップデートにより、以下の項目が実現された。
・上述した「編集候補」機能
・新しいアスペクト比のオプション
・新たな写真加工ツール
・新たなコントロールを備えた調整オプション
これらの新機能をすべて活用するためには、Google Oneのサブスクリプションと、少なくとも4GBのRAMを搭載したコンピュータ、そして最新版にアップデートされたブラウザが必要だ。
以下に、変更点や新機能を詳細に説明する。
アップグレードされた新機能の詳細
写真を選択して編集ボタンをクリックすると、これまでの3つではなく5つのコントロールアイコンの列が表示されるようになった。これにより、新たに「候補」と「ツール」のアイコンが、既存の「フィルタ」「調整」「切り抜き」に加わった。編集ページは最初に「候補」タブが選択された状態で開く。この時点でGoogleフォトがあなたの写真を分析するために少し待ち時間があるかもしれない。その後、提案された候補のメニューが表示される。それぞれをクリックして試すことができる。気に入ったものが見つかったら、その変更写真を元の写真と並べて保存するために「コピーを保存」をクリックできる。
次は、「切り抜き」(アスペクト比)タブだ。これは、右側に表示された一般的な画像形状のクリック可能なメニューと、下部に配置された回転ツールとして再設計された。新たに5:4のアスペクト比が追加され、水平および垂直の切り抜きには別々のボタンが用意されている。不思議なことに、モバイルアプリにはある便利な自動整列オプション(傾きなどを自動補正する機能)がウェブバージョンには欠けているようなので、手動で写真の傾きを直す必要がある。