現在、スモールズの製品は同社のウェブサイトでしか購入することができないが、今後は小売店での販売も検討しているという。
「当社のD2C事業は絶好調であり、それ以外のことに目を向けるのは容易ではない」とマイケルソンは話す。過去6~12カ月の成長から、現状のビジネスモデルで黒字化を達成する見通しがついたという。
スモールズは全ての資金をシリコンバレー銀行に預けていたため、同行が破綻した際にマイケルソンは大きな不安に襲われたが、幸いにも預金が全額保護されることがすぐに判明し、胸をなでおろした。
猫と犬が全く異なる動物であるように、キャットフードに特化したペットフードメーカーは、他のペットフードメーカーとは大きく異なる企業になる可能性を秘めているとマイケルソンは考えている。
マース系列のファンドであるCompanion Fundのテクニカルパートナーで獣医師でもあるシンディ・コール(Cindy Cole)もマイケルソンと同意見だ。「猫は好き嫌いが激しい動物だが、スモールズは猫が喜ぶ新鮮で最小限の加工を施したキャットフードのメニューを考案することに成功した」と語った。
(forbes.com 原文)