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キャリアと仕事、リーダーシップ全般を担当。

pressmaster / Bigstock



友人に給料交渉の達人がいる。強気な交渉で鳴らした広告業界のやり手だ。アドバイスを求めた私に、彼は自分の経験をもとに語ってくれた。

「転職先には、今の年収について嘘をつく。転職がうまくいきそうなら、もっと給料をくれる新しい仕事のオファーが来たと今の上司に告げる。そしてどっちが有利かを見定めながら、両方と交渉を繰り返すんだ」

5カ月働いただけで1年分の離職手当を手に入れたこともあるという。もっともこれは過去の話だ。彼も今は50代。「今は頂けるものをありがたく受け取り、おおげさに感謝してみせる。病気の子供が9人もいると話して、クビにならないようにするんだ」

さて、一見時代遅れに思える彼のアドバイスだが、実は今でも通用するところもある。雇用についての専門家3人に、転職者は給料の交渉をどうやって進めるべきかについてインタビューした結果、私はその結論に至った。雇い主に嘘をつくのは賢明でないが、他の企業からも引き合いがあることを採用担当者にほのめかすのは、交渉を有利に進めるのに役立つようだ。

給料交渉の進め方について、以下にポイントをまとめてみた。

1. 自分の価値を見せつけろ
自分が新しい仕事についてどんなアイデアや戦略を持っているかを惜しみなく披露すること。あなたを雇うだけの価値があると判断すれば、会社は喜んで給料を増やしてくれるはずだ。

2.何を優先するかをはっきりさせる
給料を増やすこと、休暇がとれること、離職手当や競合禁止契約の内容、それとも快適なオフィス交渉が始まる前に、絶対に譲れない条件とそうでないものをはっきりさせておこう。 

3. 他のオファーがあることをちらつかせる
他の会社の採用担当者と会ったことや、それ以外にもオファーが来ていることをさりげなく伝えよう。あなたが活動的で忙しい人間であるという印象を与え、引く手あまただと思わせれば、交渉を有利に進めることができるはずだ。ただし、謙虚な姿勢は崩さないこと。傲慢だと思われるのは望ましくない。どんな業績をあげてきたのか、自分に何ができるのかを伝える準備を十分にして面接に臨もう。

4. 情報収集は怠りなく
求人・キャリア情報サイトのグラスドアやビジネスパーソンの交流サイト、リンクトインにアクセスすれば、転職先でどのくらいの給料が期待できるのか、どんな特典があるのか調べることができる。事前のリサーチは自分自身でしっかりと行うこと。

5.試しに働かせてくれと申し出る
採用担当者があなたの提示した給料の額に難色を示すようなら、とりあえず日当で働かせてみてくれと申し出よう。現場に入って自分の能力を示すことができれば、提示した金額が受け入れられるかもしれない。

6. 交渉は面と向かって行うこと
交渉は電話ではなく、顔を合わせて行うこと。目の前にいる人との話を打ち切るのは、電話を切って終わりにするよりずっと難しいのだから。

文=スーザン・アダムス(Forbes)/ 翻訳編集=速水由美

 

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