ハイブリッドワーク移行への長い道のり
ハイブリッドワークやリモートワークへの移行は一夜にしてできるものではなく、長い道のりだ。北米ペプシコビバレッジ西部支社の人事担当副社長であるダニー・ポーツマスは、「これまで対面で行っていたことをバーチャルやリモートで行う方法を学び、新たな効率の発見、出張費の削減、さらには従業員のワークライフバランスの改善に役立てることができました」と述べている。同時に、定期的な対面での交流も必要だ。「私に不足していること、そして同僚も常に言っていることは、直接会って協力すること、より強力なチーム作り、そして毎日のウォータークーラー前でのおしゃべりです。真のコミュニティには、人と人とのつながりが必要です。人が集まれば、エネルギーは伝わるものです。私たちはこれからも対面での交流を続けていくつもりです」人材プールを広げビジネスを成長させる
リーブスは、リモートワークやハイブリッドワークは「永久に続きます。新しいワークモデルを受け入れない企業は、厳しい現実に直面することになるでしょう」と言う。「リモートワークやハイブリッドワークを行うことで、企業は人材プールを広げ、ビジネスの成長と拡大を続けるために必要なスキルを持ったグローバルな人材を迎え入れることができます。そうすることで、さまざまな視点を社内に取り入れ、イノベーションを起こすことができるのです。今年は、アメリカ、ヨーロッパ、アジアで採用を行いましたが、これはリモートファーストでなければ実現できませんでした」ポーツマスも「ハイブリッドワークは今後も続くでしょう」と同意する。「ほとんどの企業はリモートで効率的に働けることが証明され、従業員もその柔軟性を受け入れています。ペプシコでは、データとテクノロジーを活用して新しい仕組みを設計し、ビジネスの成長を加速させ、従業員エンゲージメントを強化することで長期的な成功を推進できると確信できるモデルを構築しました」
(forbes.com 原文)