2023.01.15 12:00

メーカーの意欲とカスタマイザーの狂気に興奮する自動車ショー「東京オートサロン」


リバティ・ウォークがカスタマイズしたフェラーリF40。

海外でも有名なトップ・シークレット社は日産のGT-RやZをゴールドに塗装して、ヴェイルサイドはメルセデス、ロールスロイス、ポルシェを中心にヘビーチューンした車両を展示してた。一方、トラスト、クスコ、レイズ、HKSといったビッグネーム・チューナーは、昨年発売された新型日産Zで何ができるかをアピールした。トヨタGR86に加え、今回チューナーから最も注目を集めたと思われのは、やはりZだった。


トップ・シークレットがチューンドした日産ZとGT-R。


HKSチューンの日産Z。

その他、ランドローバーのディフェンダーやメルセデスAMG G63のようなドレスアップを施したマドロン(スズキ)ジムニーも、海外メディアの笑いを誘っていた。さらに、Zプロトスペックをベースに2000psを叩き出すドラッグのモンスター、「クレッチドラッグRZ34」も注目を集めた。


ドレスアップしたジムニー。

中国の自動車ショーがアジアで人気を博し、10年以上前にその存在意義を失った東京モーターショーが再び力を発揮することはないだろうが、メーカーの関心とカスタマイザーの狂気、そして来場者に興奮を与える東京オートサロンは、今後もますます力強く発展していくことだろう。大手メーカーの保守性とチューナーの色彩や自由な表現が見事にマッチしている。来年は、日産Zがさらに注目され、チューナーたちがボディキットやエンジンの改良を試みて、クールなクーペに仕上げることを期待しよう。

国際モータージャーナリスト、ピーター・ライオンが語るクルマの話
「ライオンのひと吠え」 過去記事はこちら>>

文=ピーター ライオン

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