やりたいと思える仕事をしている友人がいなければ、自分もしたいと思えるような肩書きを持つリンクトインのプロフィールを見てみよう。
こうしたプロフィールは、仕事の説明にどのようなキーワードを使っているだろう? こうしたキーワードから他のプロフィールに飛べるだろうか? こうしたプロフィールを持つ人の以前の仕事には、どのようなものがあるだろう? そうした肩書きは、あなたの候補リストに既に含まれているだろうか?
3. いいなと思える会社
どこでキャリアを開始したいかをイメージするため、求めるキャリアの原型としては人だけでなく、会社についても考えよう。
ニュースを見ていて、もっと知りたいと思える具体的な会社はあるだろうか? こうした企業は全て、技術系やエネルギー、非営利団体などの業界に所属していることに気づくかもしれないし、スタートアップやフォーチュン1000の選出企業など、規模や段階の共通点にも気づくかもしれない。
こうした会社に明確な関連性がなかったとしても、求めるものリストに書き出しておこう。こうした企業はB2Bで、あなたが扱いたい顧客の種類を示しているかもしれなし、使命を重視する企業や、高級志向、あるいはグローバルな(あるいは非常に現地志向の)企業かもしれない。
こうしたパターンが見えたら、B2B企業や使命を重視する企業、グローバル企業など、他にも同じようなパターンの企業がないか確認しよう。全ての企業のキャリアページを確認し、職務明細書を全て読んで、企業が採用しているさまざまな仕事について感覚をつかむこと。
これで、どの部署を目標にするか(1つ目のポイントを参照)や、どのようなプロフィールを探すか(2つ目のポイントを参照)について考えが浮かぶかもしれない。
4. 解決したい問題
興味が持てる企業を集めるためニュースに目を通す際は、問題や関心事を探すこともできる。気候問題に引かれる場合、エネルギーや代替エネルギー、クリーンテックの分野の企業を考えよう。
環境科学を専攻している必要はない。こうした企業にも会計や人事、マーケティングなど、全ての業界に共通の職務が必要だ。職場の問題に関心が持てる場合は人事系の役割を考え、複数の業界で人事の機能に焦点を当てよう。
夢のキャリアに至る道は複数あり、求人広告は一つのアイデアの源でしかない。問題や企業、人々や、(まだ肩書きを知らないような)一般的な役割に関心を払うことも活動を開始するインスピレーションとなる。
こうしたキャリアパスのどれか(理想は全てだ)をさらに調査することで、自分は何に関心が持て、自分のスキルや専門性、経験を選んだ分野にどのように応用できるかがより明確になるだろう。
(forbes.com 原文)