(中略)
毎週、優先事項を調整する
私は、何をやり遂げなければならないか、という「TO DO」リストを定期的に見直している。毎週日曜日の夜、「先週重要だと考えていたことは何か」「やらなくてもいいことはあるか」「新しい項目は出てきたか」を確認し、自問自答している。
優先事項の調整は、デスクトップ上のカレンダーを使用し、3〜4カ月先を見て、そこから逆算して考える。こうした反復的なプロセスはとても役に立つ。
(中略)
重要事項を定量化する
「人は自分が数値化することに注力する」という古い格言がある。適切なことを定量化することは有益である。
私たちは多くの時間を費やし、「何を定量化する必要があるか」を考え、“ダッシュボード”をつくった。私たちが出した答えは、①顧客ロイヤルティ、②予定通りの製品発売、③チャネルを通じた取引高の割合、④平均販売価格、⑤ハードウェア当たりのソフトウェア装着率―の定量化だ。
また、それらを記したダッシュボードは、早期警戒指標の役割も果たし、深刻になる前にうまくいっていないものに気づき、取り組むこともできる。これは会社経営に非常に役立つロードマップになる。
(以下略、)