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2022.11.06 13:30

コロナワクチン接種者は遺伝子操作された「ホモボージェネシス」になると弁護士主張


何ともまあ。隔離収容所が市民を監禁するために使用されている? バイデンのトランスヒューマニズムを推進する大統領令? 人間の特許化? 医療「戒厳令(マーシャル・ロー)」? 医療「マーシャル・アーツ」ならわかる。 おそらく聴診器をヌンチャクがわりに振り回したり、診療所で患者を診察しながら自分のことをブルース・リーとか何とか呼ぶのだろう。しかし、医療戒厳令なるものが世界中で敷かれるなら、それはまったく異なるものだ。どうやらホモボージェネシスは負け組のようだ。つまるところ、人間であることの長所は、Tinderのようなデートサイトに行ったり、コストコで安く買ったりできることなのだ。

カレンダーの一連の主張の中に1つだけ問題がある。それは、WTF(なってこった)問題と呼ばれるものだ。カレンダーは、自分の主張を支持する具体的証拠を事実上何1つ提示することなく、ただ述べているだけだ。そしてインタビュアーのジーも、うーん、それであなたの言っていることを証明するものは何かはありますかとは質問しなかった。

ああそれから、人が容易に見つけられない研究論文のようなものを曖昧に言及することも、もちろん十分な証明ではない。今度あなたの大切なパートナーに、NASAのラングレー研究所の第5世代戦争に関する論文の先頭ページか2ページ目が自分の主張を支持しているといって議論に勝ってみせて欲しい。実際の論文の一節を見せることができるまでは、おそらくスタートレックに登場するUSSエンタープライズのマニュアルのマイナス34ページに書いてあることを引用するのがいいかもしれない。

世界で一番金持ちの人間(ホモボージェネシスではない)が、今や会社を実質的に経営し、自らを「Chief Twit(チーフ・ツイット)」に指名したTwitterが、この種の主張にどう対応するのか興味深い。イーロン・マスクは最近、Twitterは多角的視点の「コンテンツ監視評議会」を設立中であり、ツイッターは「同社のコンテンツ監視ポリシーにまだ何の変更も加えていない」とツイートした。



果たして「多角的視点」には、新型コロナのワクチンを打った人は人間ではなくなると主張する人々も入っているだろうか。あるいは、科学的証拠に反するコンテンツを監視するための透明性のあるメカニズムはあるのだろうか?

これは新型コロナワクチンを貶め、ワクチンを接種しようとしている人々を脅そうとする人々による行動のごく一端に触れただけだ。以前私がフォーブスで先に書いたように、新型コロナのmRNAワクチンが、遺伝子を変化させるという証拠はない。ワクチンを接種した人が人間ではなくなることもない。しかし、ワクチンに関する誤情報や嘘情報を意図的に流布することこそ非人間的であり、政治的、金銭的利益のためであればなおさらだ。

forbes.com 原文

翻訳=高橋信夫

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