ほんの6〜8カ月前までは、必ずしもそうではなかった。以前は、記事に関する正当な問い合わせや、広報担当者からの親切なメッセージ、そして時々、ネット上で私を見つけた懐かしい友人からのメッセージも届いていた。
しかし最近は、LinkedInは本来の価値と目的を失ってしまったのではないかと思い始めてしまうほどに、この問題が目立ってきている。
私は、Twitter(ツイッター)が大嫌いだといいたいところだが、それでも他のソーシャルメディアプラットフォームよりも多く使用しているほうだ。その次がLinkedInだ。LinkedInには、コネクションを作るためのすばらしいビジネス上の利点と機能がある。Facebook(フェイスブック)は、Facebookグループや、同僚とつながっていくのにとても便利だ(それほど頻繁に投稿はしないが)。Instagram(インスタグラム)も好きだし、TikTok(ティックトック)も徐々にだが始めている。特に役立つハウツー動画を見るようになった。
LinkedInでは、ビジネス上のコンタクトを見つけるのがとても簡単なので、チャットをしたり、人々に連絡を取ったりするのが好きだった。ビジネス上のつながりを重視するこのプラットフォームの本質は、たとえ時には追加料金を支払わなければいけないとしても、誰でもコンタクト先を見つけられ、連絡を取ることができるということだ。しかし実は、このコネクションを作るという最高の機能が、スパムメッセージの悪夢を作り出しているのかもしれない。
変化は2022年初めあたりから起こり始めた。ほとんどすべての新しいメッセージに何らかの怪しいものを含むようになったのだ。先週は、20~30通のメッセージのうち、すべてが悪徳商法のもので、役に立ったものは1つもなかった。それらで送られてくるリンクは偽りで、彼らの主張はもっとひどい。ある「専門家」は、私のポッドキャストプラットフォームのゲストになりたいと主張してきたのだ。ちなみに、私はポッドキャストのプラットフォームなど持っていない。多くが「フィードバック」を提供すると、Amazonのギフトカードを約束し、いくつかは実際に偽の暗号サイトへのリンクを提供している。LinkedIn自身もスパムメッセージを送ってきて、自社の「セールスナビゲーター」(それが何であれ)に登録させようとしているのだから、もはや救いようがない。