ジェド・マケーレブ
保有資産:25億ドル(昨年は30億ドル)
「世界初のビットコイン取引所」として知られるマウントゴックスの設立者で、リップルの共同創業者であるジェド・マケーレブ(Jed McCaleb)は、クリス・ラーセンと対立した後に、今年初めに最後のXRPを売却し、推定20億ドル以上の税引き後所得を得た。
彼はまた、リップルを退社後に設立したブロックチェーンプロジェクト「ステラ」のネイティブ暗号通貨を10億ルーメン保有している。マケーレブは昨年から宇宙空間に目を向け始め、新会社のVastで太陽系に人類を拡大するための「人工重力宇宙ステーション」を建設している。
フレッド・エールサム
保有資産:11億ドル(昨年は35億ドル)
2012年にブライアン・アームストロングと共にコインベースを共同創業したフレッド・エールサム(Fred Ehrsam)は2017年に同社を去ったが、取締役として残っており、現在はクリプトに特化した投資会社パラダイムキャピタル(Paradigm Capital)を率いている。34歳の彼は昨年、株価が下落する前にコインベースの株式を売却し、推定約3億7000万ドルの税引き後収入を得た。そして5月、エールサムはパラダイムを通じて約7700万ドル相当のコインベース株を押し目買いした。
エールサムは、暗号通貨の低迷は一時的なものだと主張している。「クリプトのような新しいインフラレベルのブレークスルーがメインストリームに移行するには、何年も、多くの場合何十年もの時間がかかる」と、彼は6月にツイートした。
(forbes.com 原文)