ネット上ではさらなる拡散
このちょっとお茶目なチャレンジは、ネット上で話題となって多くのSNSで投稿され、結果として36億回も見られたという。ネット上ではさらなる拡散も見られた。
面白がった人々が、有名な古い絵画や食べ物やコミックヒーローのビジュアルの中に、かなり無理やりにペプシのロゴマークになりそうな部分を発見し、白いサークルで囲んだ画像をネット上にアップし始めたのだ。
Googleのロゴにもペプシが /「Better with Pepsi」より
そうした拡がりを反映してか、その後の調査では、ブランド考慮(ペプシを選択肢に加えるという回答)が29%増した、という。
ハンバーガー店の包装紙の中に、自分たちの商品のロゴマークに見えそうな部分があると、いったい誰が最初に気がついたのだろう?はじめは単なる思いつきに過ぎなかったと推測されるが、オリガミ・アーティストの力も借り、掲載時期や場所もいろいろと検討した結果、話題になって成果も挙がるキャンペーンになった。
思いつき(=アイディアの種)を見逃さず、しっかりしたキャンペーンに仕上げた優れた事例だと言えるだろう。なにより、視聴者として見ても、かなり楽しい。