ライフスタイル

2022.08.20 19:00

自分を大事にするってどうやるの? セルフパートナーシップの育み方


数をこなすよりも、やりたい仕事に時間も気持ちも込めて、単価を上げていく。健全に働き続けるために、場合によっては仕事のパートナーにこれくらいの時間とコストがかかるので、単価を上げてくださいと伝えてもいいと思います。それでも無理をさせようとする人は危険なので、それこそ離れていいと思いますし。

自分のキャリアを築いていくうえで、「やりたいこと」って意外にパッと答えられないこともあると思うんですけど、「やりたいくないこと」はわかるじゃないですか。嫌なこと、やりたくないことはやらない。断ることで、自分にとっていい選択肢が残っていく。そしてそこに自分の時間とエネルギーを注ぐことで、結果的にやりたいことができるようになっている。

仕事においても、人付き合いにおいても、気が向かないことは断ってやらない。不安が教えてくれる大事なことをキャッチして、自分のやりたくないことを知って、距離を調整したりやめていく。今日お話したことは、自分を大事にしていくファーストステップになると思います。小さなできることからやってみてください。



ほんのささいなことでも「できたこと」を認知していくこと。

「今の自分」を感じて受け止めていくこと。

ネガティブな感情も否定しないこと。

「やりたくないこと」を手放すこと。


10年間かけてじわじわと育んできた自己効力感がベースにある彩帆里さんの「わたしのバランス」。

自分と健やかな関係を育んで「ご自愛」していくためのヒントにあふれていました。

明日からできることを少しずつ取り入れながら、長い視点で、自分と付き合っていきたいと思います。

本島彩帆里さん◎起業家、ダイエット美容家、一児の母。産後-20キロのダイエット経験やセラピスト経験を活かし、インスタグラムを中心に発信。著者は累計40万部を超える。ボディケアだけではなく自身がカウンセリングに通いメンタルケアを10年以上取り組んでいる経験もあり、ダイエットや美容を通して自分そのものとの関わり方やメンタルヘルス(心のセルフケア)の発信にも力を入れている。自分自身を大切にするという意味を込めたセルフケアブランド「 eume 」を自社で立ち上げ、販売から卸まで行っている。


※この記事は、2022年4月にリリースされた「柿の木便り」からの転載です。

文=徳 瑠里香 画像=本島彩帆里さん提供

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