キャリア・教育

2022.07.25 20:00

休暇中に仕事の連絡を断つために、心がけるべき7つのポイント


#4 ─ 同僚の力を信じて任せる

仕事の進捗状況を確認したり、同僚に連絡を入れたりしていると、悪循環に陥りかねない。連絡を入れて問題が発生したことを知ってしまうと、その翌日、さらに翌々日と、解決に関わる日数がどんどん増えていく可能性があるからだ。

そうならないように、進捗状況を確認したいという衝動を抑えよう。そして、同僚たちには高い能力があり、問題解決力が備わっているのだと自らに言い聞かせよう。連絡を断っているあいだに問題が起きたとしても、それによって、同僚たちの対処力が磨かれる可能性がある。そうなれば、騒ぎに巻き込まれずに済むかもしれない。

#5 ─ 気がかりなことがあったら、とりあえず書き出す

いざ休暇に入ったのに、仕事について気になることが頭から離れなくなってしまったら、それについて考え、書き留めることを自分に許そう。そうしておけば、あとは保留にしておいても安心だ。

仕事では使っていないメモアプリに、「あとで対処したい事柄」をリストアップするといい。たいていは、書き出してさえおけば、頭から追い出すことができ、休養に専念しやすくなる。

#6 ─ 暇な時間をつくらない

仕事が気になって連絡を入れたくなる一つの原因は、退屈を紛らそうとすることだ。ならば、休暇中の過ごし方をあらかじめ計画しておこう。前から読んでみたかった本を全部ダウンロードしてもいい。家族と一緒に楽しめるイベントに申し込んでおくのも一案だ。ビーチに置いてあるテントやパラソルをレンタルしておけば、波打ち際のいちばん前で海を堪能できる。

#7 ─ 周りの人たちを大切にする

全体的に言えることだが、時間をどう使うかについては、自分の価値観に基づいて決めるようにしよう。自分が周囲の人間にどのような影響を与えるのかについて、しっかり意識しよう。

休暇中に職場に連絡しないようにすることで、職場の仲間を信頼し尊重することになる。それと同時に、ともに過ごす家族や友人に対しては、あなたが彼らを気遣い、彼らと過ごす時間を大事にしていることを伝えられる。家族や友人に集中することで、彼らにとっても、そして、もちろんあなたにとっても、満足できる休暇になるはずだ。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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