初めて「暑中見舞用郵便葉書」が発売されたのは70年前 暑中見舞いの日|6月15日

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6月15日は、暑中見舞いの日です。1950年(昭和25)年の今日、当時の郵政省が初めて「暑中見舞用郵便葉書」を発売したことに由来します。

暑中見舞いの習慣は、そもそもお盆の時期にお供物を贈りあったり、暑い盛りに大切な人を訪問したりする習わしが簡略化されて、手紙やはがきで行われるようになったもの。

「暑中」とは“夏の暑い時期”という意味で、7月6日頃から立秋(8月7日頃)の前までの時期を指します。そのため、暑中見舞いのはがきも、おおむね梅雨明け後から立秋までの間に出すものとされています。

今から70年ほど前に初めて発売された暑中見舞用郵便葉書は、1986(昭和61)年から年賀はがきと同じくじ(懸賞)がついた「かもめ〜る(夏のおたより郵便葉書)」として長い間親しまれていましたが、2020年に発行を終了。2021年からは新しい夏の挨拶状として、「絵入りはがき」(くじなし)の発売が開始されました。

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