当時セガサターンや、プレイステーションなどゲーム機のメディアとしてはCD-ROMなどの光学ディスクが主流となりつつありましたが、NINTENDO64はファミコン時代からユーザーに親しみのあったROMカードリッジにこだわったのです。
高速アクションソフトが多かった任天堂では、容量が大きくロード時間がかかる光ディスクを懸念したからだといわれています。
ちなみにNINTENDO64は、当時としては非常に高性能な64ビットCPUを搭載したゲーム機であることからその名がつきました。
それまでのゲームハードではファミコンが8ビット、スーパーファミコンが16ビット、プレイステーションが32ビットのCPUを有していました。CPUの性能がビット数だけで決まるわけではありませんが、NINTENDO64がいかに画期的なゲーム機だったかが分かります。
NINTENDO64は高速な画像処理が可能で特に3Dに関する処理においては優れていました。ローンチタイトル「スーパーマリオ64」は革命的な3Dアクションゲームとしてゲーム史にその名を残しています。
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