3. 来年のこの時期にはどうなっていたいか
職探しの最中は、目先のことばかり考えがちだ。しかし、誤って内定をゴールだと考えると、行き当たりばったりで仕事に応募し、面接プロセスで示される兆候を無視してしまう。採用されるために、自分にとって大事なものを犠牲にしてしまうことさえあるかもしれない。
内定が最終目的地ではないので、長期的に考えよう。これは新たな始まりだ。仕事を行き当たりばったりで手に入れた場合、毎日その仕事をするようになると痛い目に遭うことは言うまでもない。
次の転職を後悔しないようにする効果的な方法は、来年のこの時期までにどこにいたいかを決めることだ。自分と一緒に働いている同僚のタイプや成功を可能にしてくれる環境、来年のこの時期までにどのような人になりたいかを考えよう。
求職活動を通じ、こうした点をあなたの焦点にしよう。そうすることで求職活動中はより良い決断が下せ、実際に内定をもらったら仕事に向かうことを楽しみに朝起床できる可能性が上がるだろう。
ハプニングはつきもので、どのような結果になるかを予想することはできない。しかし、ここに挙げた問いを自問することで、あなたに合った次のキャリアの動きについて十分な情報を得た上で意思決定する環境がより整い、最高の結果を出す土台ができる。また、希望の転職先を選ぶ上で自分は最大限できることをやったことが分かるはずだ。