ザ・ルーミネアの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のアダム・セッバ(Adam Sebba)は、「我々のミッションは、知的好奇心を満たす旅行をクールなものにすることだ。現状を見る限り、これを実現しているところはひとつも見当たらない」と語る。
2022年に創業したばかりのこのラグジュアリー・トラベル(富裕層向けの旅行)会社は、好奇心旺盛な人々をターゲットに、顧客それぞれのニーズに合わせた教育的な旅行体験を提供している。特徴的なのが、独自の目的を持った豊かな体験を提供する点と、それぞれの分野の専門家が旅の案内役を務める点だ。
春季のメニューには、数々の紛争地の取材歴を持つ著名なフォトジャーナリストのドン・マッカラン(Don McCullin)、探検家のラノフ・ファインズ(Ranulph Fiennes)、ベネチア在住の建築家で歴史家のフランチェスコ・ダ・モスト(Francesco da Mosto)が同行するツアーが並んでおり、どれもすでに予約受付を開始している。
こうしたツアーを通じて、ザ・ルーミネアは、旅のテーマや目的地に関する魅力的で新しい視点を提供し、「文化的で知的好奇心を刺激する旅」のコンセプトを再発明することを目指している。
「次の世代は、知識を得ることに強い情熱を持っている。彼らは、個々人のニーズにぴったりと沿ったオーダーメイドのサービスを期待・評価し、ジャンルにこだわらない幅広い興味を持っていることを、我々は把握している」とセッバは語る。
「今の時点で、そうしたニーズに応える、内容がある旅行体験を、手の届きやすい形で提供する者は誰もいない」
ザ・ルーミネアは、ラグジュアリー・トラベルと教育的旅行の両セクターを横断した、旅行者それぞれのニーズに合わせた体験を提供する。強い知識欲を持ち、世界中のさまざまな場所、文化、歴史とつながり合いたいと願う、あらゆる年代の旅行客を引き寄せることだろう。
同社が提供する新たなツアーメニューでは、参加者は、著名なアーティストや探検家、ナチュラリスト、歴史学者、考古学者などの、生涯を通じた豊富な経験を誇り、語るべきストーリーを持つ専門家と共に旅ができる。