新たなブームになるか、環境にも体にもやさしい「ポテトミルク」

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ジャガイモは環境にやさしい


ウェイトローズが消費者2000人を対象に実施した調査のリポートによると、「食品のカーボンフットプリントは、自分にとって『非常に重要』、または『ある程度重要』」と回答した割合は約70%に上った。

ポテトミルク・ブランドのDUGは、同社製品は市場で最もサステナブルな代替ミルクだと述べており、その主張を裏づける研究もあるようだ。ポテトミルクが登場する以前は、代替ミルクで二酸化炭素排出量が最も低かったのはアーモンドミルクで、1kgあたり0.7kg-CO2eだった。「DUGオリジナル」のカーボンフットプリントは1kgあたり0.27kg-CO2eで、「DUGバリスタ」と「DUG無糖」はともに1kgあたり0.31kg-CO2eだ。

DUGによれば、ジャガイモの栽培は、土地利用と水利用という点で、オーツ麦の栽培と比べて2倍も効率がいい。他の代替ミルクと比較した場合は、ほぼ中程度の効率だ。

ジャガイモは体にいい


ポテトミルクは、糖質と脂肪分が低く、一般的なアレルゲンである乳糖や牛乳、大豆、グルテン、ナッツなども含まれていない。DUGオリジナルの栄養素を見てみると、100mlあたり、カルシウムは1日の推奨摂取量の15%が含まれている。ビタミンDとビタミンB2、ビタミンB12も、1日の推奨量の15%を摂取できる。

また、DUGオリジナルは葉酸が強化された唯一の植物性ミルクであり、1日に推奨される量の15%が含まれている。体重を気にする人のために言っておくと、カロリーは100mlあたり39キロカロリーで、脂肪分も1.5gに抑えられている。

おいしいと評判


DUGによると同社のポテトミルクは、クリーミーでおいしい上に、ポテトの自然な風味のおかげでバランスのいい味だという。オンラインのレビューも、ほとんどが好評だ。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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