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Netflixドラマ「エミリー、パリへ行く」(CAROLE BETHUEL/NETFLIX)

MTVエンターテインメント・スタジオが制作、2020年10月にNetflixで配信が開始されたドラマ「エミリー、パリへ行く」は、配信開始から最初の28日間で、およそ5800万世帯が視聴。大人気を博し、間もなくシーズン2の配信が始まる。

このドラマのエグゼクティブ・プロデューサーで、「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)」のクリエーターでもあるダレン・スターは、若く野心的な米国人キャリアウーマンが、“光の都”で経験する夢のような生活を描き出した。

新型コロナウイルスのパンデミックが続く中、このドラマはそのストーリーと同時に登場人物たちのファッションでも、視聴者の多くが強く求めていた「現実を忘れられる」時間を提供したといえる。

「視聴」と「購入」をつなぐ


高い人気を背景に、MTVを運営するバイアコムCBSは、キャストに衣装を提供する高級ブランドと提携。ドラマの中で彼らが着用するスタイリッシュな衣装やアクセサリーなどを、視聴者がオンラインですぐに購入することを可能にした。

バイアコムCBSコンシューマープロダクツによると、シーズン2の配信が開始される12月22日から、Netflixのオンラインストアでこれらの販売を開始するほか、米高級百貨店サックス・フィフス・アベニューもECサイトで、このドラマを取り上げた新たなコンテンツを展開。関連商品を販売する。

また、キャストが身に付けたアイテムを販売する高級ブランドそれぞれのショッピングサイトや一部の店舗でも、購入が可能になるという。

「リテールテインメント」とも呼ばれるエンターテインメントと連携した商品の開発や販売は、以前から行われている。特にディズニーやピクサー・アニメーション、マーベルなどは、子ども服をはじめ、映画やTV番組に関連した製品を販売する。

だが、高級ブランドにとっては、こうしたコンセプトはそれほど広く受け入れられているわけではない。「エミリー、パリへ行く」のようにワードローブを“もうひとりの登場人物”のように扱うドラマとの提携は、大きな注目を集めることになりそうだ。

編集=木内涼子

ネットフリックス

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