MASTERS マスターズ日本人初制覇
Augusta National via Getty Images
ゴルフメジャー選手権の最高峰「マスターズ・トーナメント」。今年4月、松山英樹選手が2011年の初出場から10回目の挑戦で日本人初の優勝を果たした。スポンサー企業のPR効果やゴルフ人口の増加など、経済的波及効果は計り知れない。
NAGESEN 投げ銭
インターネットを通した投げ銭で、チームや選手を応援するサービスが活発に。スポーツ専門クラウドファンディング「スポチュニティ」では、J1大分トリニータが約9000万円の支援を集め、地方クラブとして異例の成功を収めている。
ONSENDOJO 温泉道場×プロ野球
Visionhaus/Getty Images
地域振興の観点で、新たな業種がプロスポーツチームの運営に参入している。例えば、埼玉県を中心に温浴施設を運営する温泉道場は、2020年からプロ野球独立リーグの埼玉武蔵ヒートベアーズの公式戦を冠協賛。水玉柄のユニフォームが話題に。
PROJECT DNA JリーグのプロジェクトDNA
日本に、世界トップクラスの選手を育てるリーダーと、世界をリードするアカデミーをつくることが目的の育成プロジェクト。パフォーマンスプランの構築やヘッドオブコーチング養成コースなどを柱に、選手や指導者の育成環境を構築し、2030フットボールビジョン達成を目指す。
QATAR カタールでサッカーW杯
FIFA/FIFA via Getty Images
2022年FIFAワールドカップの舞台は、中東カタール。通常は欧州の主要なサッカーリーグがシーズンオフとなる6〜7月に開催されるが、気候を考慮して、11〜12月の冬開催が決定している。だが、スタジアムやインフラ建設に従事する外国人労働者が6500人以上死亡していることが判明し、カタールには批判が集中している。
RUN FOR THE OCEANS アディダスのサステナブルラン
消費者参加型のイベントを通して社会へのメッセージを発信するという企業活動が、共感を呼んでいる。「走行距離1kmごとにプラスチックボトル10本相当の海洋プラスチックごみを回収する」というアディダスの取り組みには、全世界で503万人が参加。同社史上最大規模のサステナブルムーブメントとなった。
SUPER LEAGUE 欧州スーパーリーグ構想
12のビッグクラブの合意のもと、創設が発表された新大会「欧州スーパーリーグ」。チャンピオンズリーグを主催する欧州サッカー連盟(UEFA)が反発したほか、選手や監督、ファンからも反対の声があがった。発表後は猛反発の影響で、数日で大半のクラブが離脱、計画は頓挫したが、パンデミック下で経営悪化に苦しむクラブの問題が露呈するかたちとなった。
TOKEN スポーツチーム×トークン
2020年よりスポーツチームがトークン(代替通貨)を発行する事例が増えている。チームにとっては新たな収益源として、ファンにとっては新しい応援ツールとして期待されている。FCバルセロナのトークンが即日完売したことが話題になったほか、国内では湘南ベルマーレがいち早くトークン発行を始め、今後も注目だ。