「レガシーな競合他社は、Claire’sなどに気を取られているが、彼らはショッピングモールに依存している。人々は以前と同じようにショッピングモールには向かわない」と、Mallickは指摘した。
しかし、2007年に31億ドルのLBO(レバレッジド・バイアウト)で非公開化され、2018年に破産申請したClaire’sは、ゴールドマン・サックスの支援を受けて事業再編を行い、9月にIPO申請を行った。同社の目論見書を見ると、長い間低迷していたClaire’sは、Studsと似たビジネスモデルに狙いを定めているのかもしれない。
「イヤーピアッシングは、人々の思い出を刻むエクスペリエンスであり、当社は顧客と長期に渡る関係を築こうとしている」とClaire’sの上場申請書類には記載されている。しかし、同社は、オペレーションの大半を実店舗に注力すると述べており、Studsのようなオムニチャネル型のビジネスモデルにはならない模様だ。
さらに、Claire’sは同社のターゲットがZ世代だと述べているが、ハーマンはStudsの顧客層が、Z世代とそれより年齢層が上のミレニアル世代にまたがると述べている。