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Chesnot/Getty Images

アマゾンは、人気ポッドキャスト「SmartLess」の独占配信権を獲得した模様だ。昨年、ポッドキャストスタジオWondreyを買収したアマゾンは、この分野への注力をさらに進めている。

ブルームバーグの6月29日の記事によるとアマゾンは、SmartLessとの3年間の独占契約に、6000万ドルから8000万ドル(約89億円)を支払ったという。今月初めにスポティファイは、人気コメディアンのアレクサンドラ・クーパーのポッドキャスト「Call Her Daddy」の3年間の独占配信権を6000万ドルで購入したと報じられた。

スポティファイは昨年5月、コメディアンのジョー・ローガンのポッドキャスト番組と1億ドルを超える契約を結んでいた。

アマゾンが契約を結んだSmartLessは、2020年7月に俳優のジェイソン・ベイトマンらが立ち上げた番組で、カマラ・ハリス副大統領やジョージ・クルーニー、アダム・サンドラー、ポール・マッカートニーらをゲストに迎えたエピソードを約50本配信している。ブルームバーグによると、アマゾンが昨年買収したWondreyが、SmartLessのディストリビューションやマーケティング、広告販売を手がけるという。

WondreyのCEOのJen Sargentはデッドラインの取材に、「SmartLessは、セレブや著名人の楽しい会話を届けている。当社はアマゾンミュージックと共に、この番組を新たなリスナー向けに配信できることを光栄に思う」と述べた。

デッドラインによると、SmartLessの新しいエピソードは、他のプラットフォームで公開される1週間前に、アマゾンミュージックとWondery+で配信されるという。SmartLessの番組は、常に人気ランキングの上位に入っているとされる。ポッドキャストの人気は、ここ数年で爆発的に高まっている。

インターネット広告の業界団体IABによると、2020年の米国のポッドキャストの広告収入は8億4200万ドル(約935億円)に達し、2021年には10億ドル、2023年には20億ドルに伸びる見通しという。

ブルームバーグによると、アマゾンやスポティファイ、アップルらが買収した番組は、現時点では買収費用を上回る広告収入を生み出せていないが、彼らはポッドキャストを新たな顧客を呼び込むツールとして活用するという。

フォーブスはアマゾンにコメントを求めたが、期限までに回答は得られなかった。

編集=上田裕資

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