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人間が変化をあまり好まない生き物であることは、周知の事実だ。しかし、ビジネスの世界ではすべてが常に進化している。新型コロナウイルスの流行により完全なパラダイムシフトが起きた今、過去にしがみつこうとする人には今年、ショックが訪れるだろう。

ただこの変化は、企業や個人が進化する機会も生んでいる。コロナは世界を根本から覆した一方で、遠隔勤務への移行や、便利さの追求(玄関口までの宅配や自宅でのヘアカットなど)といった、すでに起きていたトレンドを加速させた。

それでも、企業の創業者の中には変化を受け入れたくない人もいる。これは未知のものに対する不安や、これまでずっとうまく行っていたビジネスモデルを捨てると大惨事になるのではとの恐怖が原因となっている。

しかし私たちは今、進化しない企業は消えてゆく大転換期に直面している。進化は誰にとっても人生の自然な一部であり、ビジネスも同じだ。以下に、変化に対する恐怖を感じているときでも、時代に合わせて進化する3つの方法を紹介する。

1. 競合は何をしている?


賢い経営者は、同業他社の動きに目を光らせている。それは競合企業とはかぎらず、大きな変化に注目することが重要だ。例えば、コロナ流行が始まったとき、サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)が毎年恒例のフェスティバルを中止したことをきっかけに、多くの大規模イベントがこれに続き、先を見越した決断を下した。

同業他社がどのように商品やサービス、マーケティング手法、顧客とのコミュニケーション方法を変化させているかを注視しよう。そうすれば競合と同じ土俵に立てるし、顧客の希望や、自社ブランディングの方法についてのヒントが得られる。

企業は顧客からの需要がないかぎり変化を起こさないため、そうした決断は一定の市場調査に基づいて下されることが多い。まだ市場調査をしていないなら、他社の動向を注視することで、これから訪れる変化の手掛かりを得られる。

2. 顧客の声を聞く


時には、顧客からの希望が耳に届き始めることもある。こうしたコメントやリクエストは、真剣に検討すること。

あなたがスタイリストで、最近になってオンラインでのスタイリングサービスを始めたとしよう。だが顧客から、そうではなくてスタイリング動画を毎日配信してほしいと言われたら、その要望をしっかり受け止めること。たとえ顧客からの苦情や批判であっても事業の役に立つと考えよう。

こうしたフィードバックは、顧客にアンケートを送付したり、電話のついでに尋ねたりすることで集められる。「今、私たちが何かお役に立てることはありますか?」と尋ね、その答えをしっかりとメモして、その要望を新たなビジネスモデルに取り込む方法を考えよう。

編集=遠藤宗生

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