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岡田兵吾氏。アクセンチュア、デロイトコンサルティング、マイクロソフトと大手グローバル企業を渡り歩くなか、これまでに何度も「英語が全然話せない」、「会話に入れない」などの「言語の壁」に直面してきた、「非ネイティブエリート」である。

その岡田氏が、非ネイティブが実践しているテクニックを『ビジネス現場で即効で使える非ネイティブエリート最強英語フレーズ550』(ダイヤモンド社刊)にまとめ、話題だ。

かつては「1年2カ月売上ゼロ」で窮地に追い込まれたこともある氏は、今ではネイティブを部下に持ち、15カ国以上の外国人プロフェッショナルをマネージするまでとなった。それはあるとき、実はビジネス英語には、多くの「非ネイティブ」の先人たちが生き残るために探り当てた「絶対ルール」があることに気づいたからだという。それを学び、体得した結果、コミュニケーションが抜群に上手くなったのだ。

著者には、自らの悲喜こもごもの経験から、「日本人ビジネスパーソンに、非ネイティブとして絶対に覚えておいてほしいフレーズ」の数々がある。今回はその中から、ビジネスにおいて多々ある「『即決できないこと』をポジティブな言い回しで伝えることができるフレーズ」を引用して紹介する。


即答できないときはこの言い回しで回避する


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「Let me monitor the progress.」を使う際の例文

「monitor」を使って、定期的に経過を確認していることをアピールしたい


任されたタスクやプロジェクトの経過を、管理して見守る場合があると思います。そんなときは、

「look」:(意識的に目を向けて)見る
「see」:(視覚に映るものを)見る
「watch」:(動いているものを)じっと見る
「observe」:観察する
「confirm」:確認する

といった単語も使えますが、これでは単に視覚的に確認・観察するだけの、一時的な確認という意味になります。そこで「monitor」を使います。

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「monitor」とその他単語の意味

「monitor」には「絶えず観察する、絶えず監視する」といった意味があります。このため「時間を追って一定周期で、しっかり経過や状況を確認しています」と表現できるのです。

ビジネスでは、重大な案件をその場で決定しなければならない、難しい状況に追い込まれるときがあります。「でも今すぐには決められない!」、そんな場合に、「monitor」を使います。

「Let’s monitor the progress.」、「しっかり定期的に経過や状況を見てから、判断していきましょう」と、「即決できないこと」をポジティブな言い回しで伝えることができるのです。

「定期的に見ている」という安心感が大事


仕事でのパフォーマンスを厳しく評価される非ネイティブは、「monitor」を使って「定期的に経過をちゃんと確認しているよ」というイメージを生み出して、上司やクライアントに安心感を抱かせているのです。

ただ単に一時的に見る・チェックするという単語を使うのではなく、「monitor」を使うことで、「一度や二度ではなく、定期的にしっかり観察しつつ、進捗も報告していて、抜けや漏れはありません」とアピールできるのです。相手を安心させる単語で信頼感を勝ち取りましょう。

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「即答を避ける時」の他にも使える表現の例

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