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ウォルマートのダグ・マクミロン社長兼最高経営責任者(CEO)は2016年1月、同社が所有する政治活動基金に384ドル(約4万円)を寄付していた。ファッション業界誌のウィメンズ・ウエア・デーリー(WWD)が報じた。

WWDによると、マクミロンはこれまで共和党候補者に寄付を行ったことがある。例えば、スティーブ・ウォマック米下院議員への2013年11月の2600ドル(約27万円)や、ジョン・ブーズマン上院議員への2013年6月の500ドル(約5万3000円)などだ。マクミロンは現在、トランプ大統領の相談役も務めている。

それに対し、ウォルマート創業家であるウォルトン家の政治的傾向はより複雑だ。とはいえ、ウォルトン家は民主党を支持する傾向にある。

WWDは、ウォルトン家遺産相続人の一人であるアリス・ウォルトンが、共和党と民主党両方の活動や候補者に寄付したことを報じている。アリス・ウォルトンは創業者サム・ウォルトンの一人娘で、ジム・ウォルトンやサミュエル・ロブソン・ウォルトン(ロブ・ウォルトン)の妹に当たる。アリスは今年、3万ドル(約320万円)をさまざまな左寄りの政治行動委員会(PAC)に寄付し、1万1200ドルを民主党候補者に寄付した。また、共和党候補者にも同額を寄付している。


左から、ロブ・ウォルトン、アリス・ウォルトン、ジム・ウォルトン(Getty Images)

故ジョン・ウォルトンの妻クリスティーは先日、ドナルド・トランプ米大統領の再選を阻止することを希望する元共和党員で構成される左寄りの政治行動委員会「リンカーン・プロジェクト」に寄付を行った。

クリスティーは他にも、民主党のコリー・ブッカー上院議員(ニュージャージー州)に5800ドル、LGBTQビクトリー・ファンド(LGBTQ Victory Fund)に2万5000ドル、超党派グループのホワイト・ハウス・ファンド(White House Fund)に10万ドル、党を超えた協力を呼びかける政治行動委員会のノー・レーベルズ・アクション(No Labels Action)に10万ドルを寄付している。

サム・ウォルトンの息子の一人でウォルトン家相続人のジムは、共和党に長年寄付を行ってきた。彼は今年だけでも、カリフォルニア州の共和党に2万ドルを寄付しているし、全国共和党下院委員会(NRCC)への14万2000ドルに加え、さまざまな共和党の候補者に3万3600ドルを寄付してきた。

翻訳・編集=出田静

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