世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

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この夏、休むことで精神にも身体にも栄養を送り、教養財産の蓄積を増やしたい、休暇を通して文字通り「充電」しつつ、少しバージョンアップした自分で秋を迎えたい、と思う諸氏は多いのではないだろうか。

外出を控え、自宅で過ごさざるを得ない状況が続く夏だからこそ、読書で遠くまで旅し、滋養豊かな書籍から新たな教養を蓄えてはいかがだろう。

Forbes JAPANでは今回、名経営者たちにさまざまな切り口から、おすすめの書籍をうかがった。各分野の第一線で活躍する経営のプロは、一体どんな書籍を選んだのだろうか(以下、順不同)。

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人生で忘れられない1冊


1. 『人生の四季に生きる』(岩波書店、日野原重明著)

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出井伸之(クオンタムリープ 代表取締役会長 ファウンダー)
「人生には、春・夏・秋・冬、がある。軽井沢の図書館で仕事の書類を書き上げ終わり、周囲にある本棚の中で、ふと目に入ったのがこの本だった。早速、図書館で借り日野原さんの人生観を共にした。人生、人によって様々……。でもこの本は自信を持って推薦します」

2. 『ビジネスを育てる』(バジリコ、ポール・ホーケン著)

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青木耕平(クラシコム代表取締役)
「この本の冒頭に“『成功するビジネスというのは、個人がのびのびと自己を表現することでもたらされる』という信念にもとづいて話を進めていくつもりだ”(p.23)という部分があるのですが、ビジネスを『自己表現』の対象としてみて良いのか! という驚きが読んだ当時あり、それが僕の今のスタンスをつくったと思います」

3. 『国家の品格』(新潮社、藤原正彦著)

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高岡本州(エアウィーヴ代表取締役会長兼社長)
「特に印象に残っているのは、論理万能主義を排除し、『だめなものはだめ』と主張。自国の伝統や美意識などを重要性を説いた場面です。『有名な数学者が育った場所は、風景が美しい田舎である』という記述も印象に残っています」

4.『論争する宇宙―「アインシュタイン最大の失敗」が甦る』(集英社、吉井 譲著)

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入山章栄(早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 )
「印象に残っているのは、宇宙物理学者だった吉井教授が宇宙天体の観測をするために、様々な困難を乗り越えてマグナム望遠鏡を作る箇所ですね。理論と実証(観測)の相克という、科学の根元の素晴らしさを教えてくれます」

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