コロナの影響により約6割が「情報に接触する機会が増えた」と回答
「あなたは、新型コロナウイルスの影響による外出自粛の中で、 テレビやネット、SNSで情報に接触する機会が増えましたか」ときいたところ、「とても増えた(29.4%)」、「やや増えた(34.5%)」、「変化なし(36.1%)」という結果となった。「増えた」の合計は63.9%となり、新型コロナウイルスの影響で、日常的に触れる情報の量が増えていることがわかった。
外出自粛の影響大!接触する機会が増えたメディア第1位は「テレビ」
「接触する機会が増えた(見る時間が増えた)メディアをすべてお選びください」ときいたところ「テレビ(67.0%)」、「検索エンジン(Yahoo、Google等)(49.2%)」、「SNS(46.5%)」という結果に。Z世代(18~24歳)では、テレビのスコアが全体よりやや低い一方で、SNSのスコアが83%と非常に高く、情報媒体としてのSNSの重要性が浮き彫りになった。
あなたの行動が”インフォデミック※”を引き起こしているかもしれない
新型コロナウイルスに関する情報の混乱で、誤情報に惑わされて4人に1人が買いだめをした経験あり
「新型コロナウイルスの影響で出回った情報により、必要以上にものを買ってしまったことがありますか? 例)マスク、トイレットペーパー、食料品など」ときいたところ、24.5%が「ある」と回答。特に50代女性が最も多く、約3人に1人(32.0%)が「ある」と回答。Z世代(18~24歳)でも「ある」の回答が23.5%に上った。
※インフォデミックとは、メディア(とりわけSNS)によって真偽不明の情報や虚偽の情報(フェイクニュース)が広く流布され、これを多くの人が真に受けてパニック状態となり、社会の動揺が引き起こされること。
SNSでの誤リツイートをした経験がある人が約1割
また、「あなたは、SNSで誤った情報を発信または拡散(リツイートなど)してしまった経験がありますか。」ときいたところ、「ある」が3.7%、「自覚していないがある可能性がある」が9.7%という結果に。さらにZ世代(18~24歳)は「ある」が7.2%、「自覚していないがある可能性がある」が21.6%にも上り、3割近い人がSNS上でインフォデミックの原因となりうる情報発信をしている可能性が示唆された。