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外出自粛が解かれた街の様子はどんな風景になるのだろう

緊急事態宣言が解除されたとしても、新型コロナウイルスと私たちは共存する暮らしを模索しなければならない。有効な治療法やワクチンが開発されるまで、完全に感染を押さえ込むことは難しそうだ。2003年に世界中で流行したSARSコロナウイルス感染症も未だに実用化されたワクチンはなく、感染症との戦いは長期化する。そんな中、日本政府の専門家会議は5月4日に感染拡大を防止するための「新しい生活様式」の実践例を公表した。細かなルールやマナーが提示されたが、ウイルスと共生する日常とは果たしてどのようなものになるのだろうか──。1日の流れを考えてみた。

検温が朝の日課に


新しい生活様式では、朝の風景から変わりそうだ。体調を崩さないためにも、正しい生活リズムを心がけたい。まず朝起きたら、寝室の窓を開けてこもった部屋の空気を入れ替える。起床時だけでなく、一日の中でこまめに換気をすることが大切だ。

換気方法は、部屋や窓の大きさによって変わるため一概に効果があるとは言えないが、目安としては1時間に5〜10分ほど対角線上にある窓を2つ開けて部屋に風を通そう。窓が1つしかない場合は、ドアを開けて扇風機を窓の外側に向けても、部屋の換気を入れ替えることができる。

これから暑い夏がやってくる。エアコンで換気ができると勘違いしている人もいるが、室内の空気を入れ替える効果はないためご注意を。室内でも熱中症のリスクがあるため、こまめな水分・塩分補給を心がけて過ごそう。

換気、コロナ対策、窓
窓を開け風と太陽光を感じれば、気分転換にもなる

寝室からリビングへ行き、毎朝の日課となるのが検温と健康チェックだ。一般的に体温が37.5度で発熱と診断されるが、平熱には個人差がある。毎日自分の体調を意識して確かめることで、少しの体調の変化にも気づけるようにしておきたい。息苦しさや倦怠感、高熱がある場合や、比較的軽い風邪の症状でも4日間以上続く場合などは所定の機関へ相談しよう。また、家族の体調が把握できるようカレンダーに毎日の体温を記録していくのもいいだろう。

万が一感染しても重症化させないために、免疫力を高めることも大事だ。朝ごはんには、免疫力を強化する食品の1つであるフルーツとストレス解消の効果があるヨーグルトがおすすめだ。例えば、抗酸化作用のあるポリフェノールを多く含むプルーンやストレス不眠を改善するメラトニンを含むナッツ類などがある。

まんべんなく栄養素をとる食事で健康を維持しよう。朝ごはんを食べながら、信頼できるメディアを使って、感染状況など最新の情報を確認することも忘れずに。

文=田中舞子

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