リモートワーカーを透過ホログラムに投影できるシステム「HoloD」が受付開始 


サービスに必要な物品を月額制で貸し出し


HoloD(ホロディ)は、サービス利用に必要な物品を、月額料金制にて貸し出す。貸し出し物品は、リモートワーカーやオフィスに郵送が可能だ。

貸し出し物品リスト
1. カメラつき透過ホログラム
2. 投影単焦点プロジェクタ
3. 合成アバターオプション:FirstVR

サービス動作環境
MacOSX 10.14以上、Windows 10以上

サービス利用料金と申し込み方法
料金は、月額料金制(お試し1ヶ月無料)。詳細な金額は下記の通り。

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申し込みの場合は、HoloD(ホロディ)公式サービスサイトより、会員登録が必要。5月上旬より、順次貸し出し物品を発送する。

サービスオプション

拡張機能:アバター合成
H2LのBodySharing(R)技術を利用して、上半身の姿勢の認識を行い、3Dアバターの合成を行う。ユーザは家の様子をカメラで映すことなく、身振り手振りを用いた非言語コミュニケーションが可能になる。

サービスオプションには、H2Lが開発、販売しているFirstVR(ファーストブイアール)が必要。

FirstVRは、筋肉の膨らみを測定する筋変位センサが14チャンネル搭載され、また、体の姿勢を計測する加速度ジャイロセンサも搭載されている。腕に装着することで、腕の動きや体姿勢を推定することができ、推定した姿勢を元に、アバターへ動きを反映させることで、ホログラムへユーザーの動きを投影することができる。


関連プロジェクト:FirstVRでVTuber

FirstVR詳細>> 

想定利用シーンや将来展開

HoloD(ホロディ)は、さまざまな業態やシーンでの利用を想定している。

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その他、カウンセリング、飲食接待、交通整備、アイドルや占いなど、様々な業態やシーンに適応可能だ。

H2Lでは、リモートワークを円滑にするだけでなく、ロボットの遠隔操作を行うことで、オフィスワーク以外のシーンでのリモートワーク支援も目指している。

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将来的にHoloD(ホロディ)と遠隔操作ロボットを組み合わせ、物理作業にも応用させる

H2Lについて

2012年7月設立。オーディオビジュアルに次ぐ新世代の感覚共有技術BodySharing(R)の研究開発、事業開発を行っている。

主な製品は、米TIME誌「未来を変える50の発明 2011年」に選出された発明、PossessedHand(R)と、触感型ゲームコントローラUnlimitedHand(R)、スマートフォンで気軽にジェスチャ付きVR体験ができるFirstVR(R)。

H2Lは、筋肉の膨らみから手の動作を検出する技術と、多電極の電気刺激を腕に与えて触感を伝える技術に強みを持っている。これらの技術と、アバター合成技術、遠隔操作ロボット等を組み合わせ、BodySharing(R)を実現していく。

2020年日本ベンチャーキャピタル協会より、「ポストコロナ社会を構築するベンチャー」に選出された。

PR TIMESより

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