5. 医療機関や身近な人と連絡を取る
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自分に関わりのある人たちと、今のうちに話をしておきましょう。病気になったら、助けを求めることが必要になるかもしれません。家族、ほかの親戚、友人に会い、地域で新型コロナウイルス感染が発生した場合の対処法を話し合いましょう。もしその地区が、ウェブサイトやソーシャルメディアページを開設していれば、これに参加することを検討します。近隣の人たち、情報、物資とのつながりを保つ手段になるからです。
ウイルス感染の兆候を示している人がいたら、自国の主要公共保健機関の助言に従う必要があります。自宅待機して、医療機関に連絡して症状を伝えなければなりません。
単身で生活する人の場合、発症する前に計画を用意しておくことが必要です。友人、家族、医療機関が単身で生活する人の安全確認を行うこと、また実際に症状を呈したり、罹患したりした場合には、支援を提供することを計画に盛り込んでおきます。
6. 重要な最新情報を常に把握しておく
新型コロナウイルスを取り巻く状況は急速に変化しています。例えば、中国の一部の地域では、感染が疑われる人と感染が確認された人への対応が変更され、自宅隔離・分離から専用施設での隔離に移行しました。つまり、全ての人がWHOの専用サイトや国の公共保健機関など、信頼できる情報源をこまめに確認し、情報をみつける必要があるということです。
世界最大の高齢者団体である米国の「AARP」では、公共保健機関との協力のもと、50代以上の人に関連する具体的な新型コロナウイルス関する問題の特定に取り組んでいます。
確かな根拠に基づいた懸念と、時として生まれる根拠のない恐怖、そして、急激に進化するダイナミクス。目下のこうした環境では、健全な精神と身体を保つための健康の基本事項、つまり、適度な運動、健康的な食生活、規則正しい睡眠などの健康的なライフスタイルを続ける心がけが、常に重要になります。
家庭で新型コロナウイルス感染のクラスターが起きることで明らかになったのは、ウイルスは同じ居住空間に暮らす人の間で広がりやすいということです。とはいえ、計画を立てておき、新しい情報の出現に伴って対策を追加していけば、新型コロナウイスの影響を最小限に抑える努力をすることは可能です。
(この記事は、世界経済フォーラムのAgendaから転載したものです)
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