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2012年以降家賃が上昇を続けている米国では、賃貸住宅を得ることが非常に難しくなり、多くの賃借人は家賃の支払いのため犠牲を余儀なくされている。その一つが、ルームメイトと一緒に暮らす期間の延長や、初めてルームメイトと暮らすことだ。

居住スペースの共有には、理論上多くのメリットが存在する。しかし現実として、睡眠スケジュールの違いや乱れた生活習慣、妥協の拒否など、共同生活さえしていなければ理性的なはずの人の間で争いや緊張感が生まれてしまいかねない。

アパート検索サービスを提供するアパートメント・ガイド(Apartment Guide)は、交際相手以外の人と共同生活をしたことがある1007人を対象に調査を行い、経験した経済的な問題や生活の満足度、最もよく直面する問題を分析した。

一緒に住む人が友人かどうかが、ルームメイトとしての良し悪しを決める重要要素だと思う人もいるかもしれない。しかし調査対象となった人の4人に1人は、友人と一緒に住むことで友情に水が差されると考えていた。

相手が良い友人だからといって気持ちよく共同生活できるわけではない。調査された人の47%近くは共同生活を始める前から友人だったが、現在の生活に満足していたのはわずか32%だった。ルームメイトが親友である必要はない。その代わり効果があるのは、公平・正直になり、互いに思いやりを持つことだ。

ルームメイトと緊張が生じるポイントは?


ルームメイトとの関係破綻につながりかねない大きな緊張ポイントの一つは、共有スペースを清潔に保つことだ。ルームメイトと緊張が生じるポイントとして清潔さを挙げることが最も多かったのは友人と共同生活をしている人で、47%だった。この割合は、他人と共同生活をしている人の間では43%、知り合いでは42%、家族では32%だった。ルームメイト間で次に多くみられる問題は家賃の支払い(約9%)、コミュニケーション(約7%)、個人の領域や一人の時間の侵害(約7%)が続いた。

自分の食べ物を食べてしまうルームメイトや、恋人があまりに頻繁に泊まりにくるルームメイトにどう対処すべきか分からない人もいるかもしれないが、それ以上に深刻な事態に発展する可能性もある。29歳のある調査回答者は「私の犬がルームメイトのものを複数かじってしまった。私が自費で取り替えなければならなくなり、つらかった。犬がかじってしまったものには、彼女の携帯電話や靴などがあった」と述べている。

どれほど面倒な状況になったかにかかわらず、問題に対処する最善の方法は、話しやすくて威嚇的でない口調で話し合うことだ。最も一般的なコミュニケーション手法は対面での会話(約72%)とテキストメッセージ(約26%)だ。それでも、約14%の人はルームメイトに問題を伝えていなかった。また、共同生活に満足していた人はわずか約17%だった。

翻訳・編集=出田静

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