2. 仕事を焦って終わらせない
調査対象となった従業員のうち、半数が職場での不安が自分のパフォーマンスに悪影響を与えていると答え、68%が不安によって自分の従業員としての価値が全体的に下がっていると答えた。
仕事を終わらせるときには、リラックスした状態で一度に一つずつ取り組むようにしよう。その仕事に専念する時間を確保したり、毎日のやることリストをつくったりすることで、順調に業務を進め、プレッシャーや不安を高めることなくその日の仕事を終えられる。
予期せぬことが起きても、その日の計画を落ち着いて見直し、やることリストに書かれたことを一つ一つ消していこう。自分の時間や仕事をコントロールすれば、不安を和らげられ、全体的な仕事のパフォーマンスも向上する。
3. 自分の仕事に自信を持つ
フルタイムで遠隔勤務をする人や勤務期間が4年以下の人は、全体的な職場での不安が最も高かった。新人やオフィスにいない人は、自分が輪の中に入れていないと感じがちで、それが不安につながることがある。
自分が仕事で達成したことについて頻繁に書き出すことで、自分の仕事に自信を持とう。大きなプロジェクトを成功させた、顧客から再注文を受けた、契約締結にこぎつけられた、といった達成事項について考えること。
大小にかかわらず全ての達成事項を祝おう。あなたはその達成のため、懸命に働いたのだから。自分が達成したことに誇りを持ち、それを職務経歴書やリンクトインのプロフィールに書き出すこと。
さらに、同僚や上司と交流し、自分の現在のパフォーマンスについて話し合って、将来達成可能な目標を設定してもいい。自分の役割とパフォーマンスをしっかり受け止めることで、自信が高まり、自分はどんな貢献ができるのかがはっきりする。