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アルコールなしのカクテルや西アフリカ料理、食べ飽きた面白みのないキッズメニューの改善まで、米食品大手ホールフーズ・マーケットは先日、2020年に到来するフード関連のトレンド10選を発表した。その中でトップに輝いたのが、環境を意識した食べ物だ。

今回のランキングは、地元の商品を調達する役割を果たすローカルフォレジャーや地域・世界の仕入れ係、料理専門家を含む50人以上のホールフーズ従業員が、消費者の好みに関するデータや自身の商品調達経験、食品やウエルネス業界の展示会で人気だった商品を基に作成したものだ。来年、私たちの食卓に登場しそうな食べ物に関する10の予想は次の通りだ。

1. リジェネレーティブ農業への関心

リジェネレーティブ(再生可能な)農業は2019年のキャッチフレーズとなった。農家や科学者、消費者は土地の活用や、リジェネレーティブ農業のようなシステムが土壌の健全性改善や気候変動との闘いにどう貢献するかに引き続き関心を持っている。リジェネレーティブ農業については、これからも継続して耳にする可能性が高い。

2. 西アフリカ料理の人気上昇

16カ国から構成される西アフリカ地域の食べ物は、新たなトレンド料理となるだろう。より多くの料理や食料品店の品ぞろえに、フォニオやテフ、きびのような古代穀物、またモリンガやタマリンドのようなスーパーフードが見られるようになる可能性が高い。

3. キッズメニューの再考

ミレニアル世代の親たちは、グルメな子どもたちを育てている。ホールフーズの従業員らは、子どもがすし屋で親の隣に座り、カリフォルニアロールに手を伸ばしているのをよく見ると報告している。

食に関して冒険的な子どもたちの食べものに注目しているのはホールフーズ従業員だけではない。レストランや食品ブランドは、パン粉をまぶさないサーモンスティック(細長く切って揚げたもの)や有機鶏肉のナゲット、小麦粉以外の代替的な粉でパスタなどを提供し、従来の子ども用メニューを改善している。

4. ノンアルコールのハッピーアワーが主流に

米国全土で、モクテル、ゼロプルーフ、スピリットフリーなどと呼ばれるノンアルコール飲料がハッピーアワーの定番メニューとなっている。ホップを煎じた炭酸水や、植物を煎じたジン模造商品などの割り材と一緒に使うリキュール代替商品が、バーのメニューから専門店まであらゆるところで現れ、ノンアルコール飲料を目にすることがさらに増えるだろう。

5. バターやスプレッドに代わる植物由来品の登場

ホールフーズの従業員によると、ひよこ豆やマカダミアナッツ、スイカの種で作ったバターなど、ナッツや種から作られた、よりクリーミーなビーガン(動物由来製品を全く使わないこと)のスプレッド(パンなどに塗るもの)が増加している。

翻訳・編集=出田静

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