──Forbes JAPANなどの雑誌を読んで、マーク・ザッカーバーグやジェフ・ベゾスなど、有名な経営者の言葉や心に残った言葉をノートに記録しているとお話されていました。好奇心旺盛で勉強家のブルゾンさんは、どんな好きな本が好きですか? (ノートに関するブルゾンちえみのインタビュー記事はこちら)
『アミ 小さな宇宙人』(エンリケ・バリオス 著、徳間文庫)です。"子どもだけ読んでね、大人には嘘って思われるからね" という説明書きから始まって、宇宙からやってきたアミという少年宇宙人が、「他の星と比べて地球ってこうなんだ」「もっと精神的にも技術的にも進んだ星はこうなんだ」って教えてくれるんです。
未来的SFな本なの?と思うかもしれないですが、逆で、進歩した星、未来は、愛に包まれてるんだということを知れる本でした。(嘘だと思う大人は、読まないでね、笑)
──たくさんのリーダーの言葉に触れる中で、ブルゾンさんが思うリーダーシップで最も重要な点を教えてください。
なんでしょう?(笑)いまの私はリーダーシップを偉そうに語れるような人間ではないのですが、私がリーダーシップのある人に共通してるなと思うのは、「嘘がない」ってことです。
情熱に対して嘘がない。言ってることに嘘がない。やってることに嘘がない。楽しんでることに嘘がない。
心から、本心で、取り組んでるってのをみると、自然と仲間は、ついて行きたくなる気がします。
──メモや日記で自身の過去を振り返って現在の自分を再確認しているブルゾンさんですが、これから来てほしいと思う「面白い未来」はなんですか?
「全シェア時代」です。すべての物をシェアする時代が来ると良いなとおもいますね。
いまは必要な分だけ所有する時代。色々なシェアサービスが流行っていますが、シェアする「行為」だけでなく、すべてを他者とシェアしようとする「気持ち」になることが、意外と平和への近道なんじゃないかな?なんて思ったりします。
独占欲や所有欲が薄まったとき、いまよりもっとシンプルで身軽な生き方になるんじゃないかな。そんなとき、また新しいサービス、新しい仕事、働き方が生まれそうって、ワクワクします。