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働き方革命最前線 ─ポストAI時代のワークスタイル

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混乱の時代を生き抜くためには、常に学び続けることが不可欠です。なぜなら、いつ自分の仕事がなくなるか、先々の見通しが全く立たないような状況が誰にでも起こり得る中、いつ何が起きても食べていけるように、常に自分の資源を豊かにしていく必要があるからです。

では、混乱の時代において有効な「資源」とはなんでしょうか? それは他の人にはない「着想」です。つまり、ピンチな状況をチャンスに変えてしまうくらい、豊かな視点を持つことです。そのために、僕は常に学び続けています。

ただ「学び続ける」と聞くと、「いくつも資格を取り続ける!」とか「1ヶ月で20冊の本を読む!」など、ついマッチョに考えてしまうのではないでしょうか。もちろん資格も読書も大切ですが、僕が日頃からやっている学習は非常に面白く、楽しく、それでいて一度やりだすとどんどん進化のスピードを上げてくれるものです。

僕にとっての「学習」とは、相手にGIVEすることです。今回は、GIVEし続けることによる高速学習の基本をご紹介します。

プレゼントが上手い人は誰からもモテる

GIVEするには、まず相手の視点に立ち、相手が何を必要としているか、何を苦しんでいるのかを理解する必要があります。

例えばあなたが、小倉に住むおばあちゃんのプレゼントを買うとしたら、少なくともネクタイや最新型のスマホを選ばないでしょう。まず「おばあちゃんの好み、生活、今必要としていそうなもの、普段なかなか手に入らないもの」に思いを巡らせ、「今年の夏は暑いから、新潟の酒造の甘酒ギフトセットを送ろう」などと思いつくはずです。これが、GIVEの基本、「相手の視点でものを考える」ことです。

まずここから学習できることとは何か? それは、「80代女性、小倉在住」の女性が、普段から何を考え、何を欲しいと思っているか? という視点です。さらに贈り物をした後、電話がかかってきて「ありがとう! 本当に欲しいものだった」と言ってくれるか、「私は形に残るものが良かったよ」と言われるか、つまりどのようなフィードバックが返ってくるかによって、彼女の視点がよりクリアになり、情報が強化されるのです。

文=尾原和啓

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