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働き方革命最前線 ─ポストAI時代のワークスタイル

chombosan / shutterstock.com

みなさんは普段、どんな情報収集をしていますか? テレビやネットのニュース、新聞、商談相手との何気ない会話などでしょうか。

僕は、情報収集術の基本は、アクティブ・ラーニングだと考えています。なぜなら、「後で誰かに教える(アウトプット)つもりで聞く(インプット)」と、情報が頭にしっかり入ってくるようになるからです。

コツは、「今、自分が知りたい情報は何か」を自分に問いかけ、“意識的に”収集する情報を設定していくことです。そして、知ったことを誰かに話すことを前提に話を聞いたり、本を読んだりすることで、より必要な情報をクリアに選別し、吸収することができます。

ソーシャル時代を生きる僕らは、人が面白いと思う情報をどう選別し、生きた情報をどう収集すべきでしょうか。そのための指針として、TEDxTokyoの仕掛け人の1人であり、教育活動家でもあるパトリック・ニューウェル氏が提唱しているの4つの問いかけ「IREE(Interest・Relevant・Engage・Empower)」をご紹介します。

1. 「それはおもしろいか(Is it Interesting?)」
 その情報は単純に自分にとって面白いか、興味を持てるか。

2. 「それは意味を成しているか?(Is it Relevant?)」
 その情報は自分に関係があることか。

3. 「夢中になれるか(Is it Engaging?)」または「夢中になっている人はいるか(Is the person Engaged in it?)」
 その情報は自分を引きつけるか。自分が夢中になって踊れるものなら、他者も巻き込める。

4. 「人々がエンパワーされているか(And are the people Empowered?)」
 その情報は力を与えてくれるか。人生を楽にしてくれるものか。

例えばSNSでシェアされやすい記事や、TEDのトークなどは、上記の3、4の要素を含む傾向があります。

これらのポイントを押さえたら、具体的にどう情報収集していくべきかについて考えてみましょう。参考までに、僕が大学3年生のころからずっと続けている習慣について、お話しさせてください。

朝の1時間で完了! 発信型・情報収集術

僕の情報収集は、朝の1時間で行います。

1)ニュースサイトやツイッターから、あらゆるニュース記事をチェックします

2)面白い記事があったら、記事のURLをコピーして、メールにペーストします

3)そのニュースを読んでほしい人に、「あなたはこういう視点でこのニュースを読むと面白いと思う」と一言そえて、送信します

僕はこれを、最低でも20人に向けて、それぞれ違う視点、コメントを添えて、送ります。つまり、この作業によって僕は20人とIREEしていることになります。

すると、僕はニュースを「このニュースは〇〇さんの役に立ちそう」「〇〇さんならこの記事をどう読むだろうか」と常に視点を変えながら読むので、結果、僕は20人分の視点を自分のなかに置くことができます。
 

文=尾原和啓

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