「ディズニー x LINE」のタッグ再び ツムツムを超えるヒット作となるか?

電車に乗ると、スマホを片手に「ディズニーツムツム」を楽しむ人たちをよく目にする。そのツムツムの続編とも言えるタイトルが、本日登場した。

3月4日、LINEはゲームサービス「LINE GAME」で、ディズニーのキャラクターたちが登場する新たなゲームアプリ「LINE:ディズニー トイカンパニー」の事前登録を開始したことを発表した。

本作は、LINEがウォルト・ディズニー・ジャパンと、韓国のNHN PixelCubeと共同で制作・開発。LINEがウォルト・ディズニー・ジャパンと共同でゲームを開発するのは、同じくLINEからリリースされている「ツムツム」以来だ。

サービス開始は2019年の春から、日本・台湾・タイ・マカオ・香港での展開を予定している。



「LINE:ディズニー トイカンパニー」は、トイカンパニーの社員として働いている「トイ」たちの仕事を手伝うゲーム。プレイ内容としては、画面を上下左右にスライドさせてトイブロックをたくさん集め、約1分の制限時間内にハイスコアを目指すもの。ツムツムのように、スキマ時間でサクッとプレイできるゲームになると見られる。

登場キャラクターは、ミッキーマウス、ミニーマウス、くまのプーさん、スティッチなど、おなじみのディズニーキャラクターたち。配信開始時には約40種類のキャラクターが登場予定で、本タイトルのためだけに描き起こされたオリジナルデザインの「トイ」として登場するという。

2014年1月にリリースされた「ツムツム」は、5周年を迎えた現在でも多くの人がプレイする人気タイトル。英語版はアメリカ・イギリスなどの欧米市場やタイ・台湾などの東アジア市場をはじめとした150以上の国で展開中だ。

2018年11月には世界累計8000万ダウンロードを記録しており、ぬいぐるみなど関連グッズも多数発売されている。

最近は、DeNAやミクシィなどでスマホゲーム部門の収益減が発表され、飽和したとの見方も出てきているスマホゲーム業界。その中で幅広い層に人気があった「ツムツム」以来のタイトルが、どれだけの人気を獲得するのか。2019年、注目の一作になるはずだ。

文=野口直希 写真提供=LINE

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事