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エディター、ライター

リシャール・ミル RM 07-03 スイーツライン マシュマロ

2019年最初の時計フェア、ジュネーブサロンとも呼ばれるSIHH(Salon International Haute Horlogerie)が1月14日〜17日に開催された。

各メーカーがおす今年の新作とは? 3日間にわたり取材した主だったモデルを、日別で紹介していきたい。今回は2日目。(1日目の様子はこちら


2日目は、2000年代に大型ウォッチの先駆者として一世を風靡し、その後マニュファクチュールとして確固たる地位を確立したパネライからスタートした。

ここ数年メンズモデルは小型化が目立ちはじめ、パネライも“ドゥエ”で30mm台のモデルが登場するなど、やや大人しかったのだが、今年は47mmの大型モデルがいくつかラインナップされ、久々にパネライらしい迫力のある新作が並んだ。

注目は、次のアメリカズカップにチャレンジするイタリアのチーム「ルナロッサ」とのパートナーシップによって誕生した「パネライ サブマーシブル ルナロッサ - 47mm」だ。パネライがライフワークのように10年以上主催してきた「パネライ・クラシック・ヨット・チャレンジ」から撤退し、アメリカズカップへとシフトした記念すべきモデルだ。

レースに使用される最先端のヨット“AC75”の船体がカーボン製であることを踏まえ、ケースとベゼルにカーボテックを採用。さらにダイヤルにはルナロッサの帆を用いている。オールブラックの精悍な時計でありながら、それぞれのテクスチャー感も楽しめ、さらに大型だが最先端のヨット同様、非常に軽量に仕上げられている。


パネライ サブマーシブル ルナロッサ - 47mm[自動巻き、カーボテックケース、47mm径 229万円 問:0120-18-7110]

2件目は、老舗ヴァシュロン・コンスタンタン。昨年に引き続き、今年もメインは「フィフティーシックス」だった。そして、新たに加わったモデルが「フィフティーシックス・コンプリートカレンダー」である。

これは、日付、曜日、月表示に加え、122年に一度の修正で済む高精度のムーンフェイズ機能が備わり、さらにストップセコンド機能も搭載されているというもの。アラビア数字とバトン型インデックスが交互に並ぶチャプターリングが特徴的なモデルである。

さらには、ダイヤルに“ペトロールブルー”という新開発された新色が使われている。抑制の利いた色は、このモデルの雰囲気をさらにエレガントに引き上げている。


ヴァシュロン コンスタンタン フィフティーシックス・オートマティック[自動巻き、SSケース、40mm径 250万円 問:0120-63-1755]

ボーム&メルシエも、昨年発表された「クリフトン ボーマティック」を軸に展開している。リシュモングループのムーブメントメーカー、ヴァルフルリエとリシュモン開発チームの協力体制によって開発された「ボーマティック」を載せた、近年で1番と言っても過言ではない力作である。

そんな「ボーマティック」に、今年はパーペチュアル カレンダー搭載モデルが追加された。日付、曜日、月とムーンフェイズを表示し、大小の月と閏年サイクルを自動的に考慮するコンプリケーションウォッチ。400年に1回ある閏年に該当しない2100年3月1日までは、日付の修正は不要という。

しかも、そんなコンプリケーションウォッチにも関わらず、通常なら3~5年毎に行うメンテナンスが、7年毎で構わないというほど、購入後の取扱いが楽なのも素晴らしい。


ボーム&メルシエ クリフトン ボーマティック パーペチュアル カレンダー[自動巻き、18KRGケース、42mm径 259万円(予価) 問:03-4461-8030]

文=福留亮司

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