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2019.01.09 14:30

注目のヘルスケア・メディカル関連スタートアップ35社 #日本のスタートアップ図鑑


骨再生を変える綿形状の新材料
ORTHOREBIRTH

代表者:西川靖俊
創業年:2011年6月
累計調達額:3.1億円以上

抗菌性が高く形状やサイズの加工が容易な綿形状の人工骨充填材を開発。米国食品医薬品局(FDA)の認可取得を受け、「ReBOSSIS」ブランドで販売している。

疾患リスクがわかる血液検査
ミルテル

代表者:田原栄治
創業年:2012年9月
累計調達額:7.7億円以上

血液検査を手がける広島大学発ベンチャー。未病検査の「テロメアテスト」および病気を早期発見する疾患リスク検査「ミアテスト」を提携する医療機関で展開。

創薬を効率化する独自技術
ソシウム

代表者:高橋 学
創業年:2017年9月
累計調達額:─

AIを用い「どの化合物がどんな病気に効果があるのか」を解析&実証実験まで行う。計測・探索・評価をパッケージ化し、製薬会社との共同開発で創薬に寄与。

次世代の核酸医薬品を生み出す
タグシクス・バイオ

代表者:古関千寿子
創業年:2007年3月
累計調達額:10億円以上

独自の人工塩基対技術によってDNA アプタマー(高機能核酸分子)「Xenoligo」を開発。この技術を用いた次世代の核酸医薬品の研究開発を進めている。

次世代のプライマリケアを追求
セルスペクト

代表者:岩渕拓也
創業年:2014年4月
累計調達額:15.7億円以上

店頭や自宅など、どこでも簡単に検査が行える医療装置と診断薬を開発。基礎研究への投資も積極的に行っており、8月には秋田市にがん研究の自社施設を設立。

中低分子創薬で新治療法を創出
Veritas In Silico

代表者:中村慎吾
創業年:2016年11月
累計調達額:3.5億円以上

核酸をターゲットとした中低分子創薬によって、新たな治療法の実現を目指している。新潟薬科大学など、国内外の大学や製薬会社と共同で研究開発を進めている。

AI駆動の細胞選別システム
シンクサイト

代表者:勝田和一郎
創業年:2016年2月
累計調達額:3.5億円以上

毎秒数千〜万の細胞をリアルタイムに判別し、選択的に取り分ける機構「ゴーストサイトメトリー」を開発。血液・体液診断、再生医療や細胞治療などに応用が期待。

抗体医薬専門バイオベンチャー
オーダーメードメディカルリサーチ

代表者:村上康文
創業年:2012年4月
累計調達額:─

ガンが転移する仕組みを応用した抗体作製技術「LIMAXYS法」を確立。理論上すべての膜タンパク質に対する抗体作製が可能に。新しいガン治療などへ応用を目指す。

統合失調症の新薬に挑む
RESVO

代表者:小林宣文
創業年:2015年1月
累計調達額:─

画期的な精神・神経疾患の診断マーカーを開発する創薬ベンチャー。統合失調症など、精神疾患領域の診断薬・治療薬の研究開発に取り組む。

オンライン診療
インテグリティ・ヘルスケア

代表者:武藤真祐、園田愛
創業年:2009年10月
累計調達額:7.5億円以上

モニタリング・問診・診察の機能を搭載するオンライン診療システム「YaDoc」を開発・販売。サントリーホールディングスなどが社員への健康支援策として導入。

No.1オンライン診療
MICIN

代表者:原 聖吾
創業年:2015年11月
累計調達額:11億円以上

遠隔診療アプリ「curon」を運営。約900の医療機関が導入している。患者の血圧計や体組成計をスマホに連携し、検査値をリアルタイムで医療機関に共有。

最良の医療に出会う検索サイト
メディカルノート

代表者:木畑宏一
創業年:2014年10月
累計調達額:─

医師・医院と患者をつなぐ医療情報の検索サイトを運営。約1500名の医師や専門家が参加しており、患者は医療情報を調べたり、オンライン上で相談したりできる。
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文=フォーブス ジャパン編集部

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