米国人の6割以上がOTTを利用
「先週は米株式市場が急落したが、ネットフリックスの好調な業績により、テックセクター全体に楽観的なムードが広がった。第2四半期の業績は一時的な不調だったことが分かり、長期的な成長性への懸念が払しょくされた。今後も好業績が期待できる」とフォレスターのB2Cマーケティング部門プリンシパルアナリストは述べている。
ケーブルテレビの契約を解約する「コード・カッティング」が増加する中、ネットフリックスの加入者数は増加を続けており、同社の株価は今年に入って80%以上上昇した。
eMarketerによると、ネットフリックスやアマゾン、Hulu、ユーチューブなどのOTTプラットフォームを利用する米国人の数は昨年から3%増加し、人口の60%以上に当たる1億9990万人に達する見込みだという。
ケーブルテレビ局のHBOとショウタイム(Showtime)も独自のストリーミングプラットフォーム「HBO Now」と「Showtime Anytime」の提供を開始している。