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ドロップボックス共同創業者・CEOドリュー・ヒューストン (Photo by Steve Jennings / Getty Images for TechCrunch)

フォーブスは10月3日、米国で最も裕福な400人をランク付けする「フォーブス400」を発表した。本年度の全メンバーの資産の総計は過去最高額となったが、なかでも大幅に資産を増やしたのがテック業界のビリオネアたちだった。

保有資産1600億ドル(約18兆円)で今年初めて首位に立ったジェフ・ベゾスは、昨年から785億ドルも資産を増やした。ベゾスの1年間の資産額の伸びはビル・ゲイツ(資産970億ドル)やウォーレン・バフェット(同883億ドル)を除く、全ての米国人の保有資産額を上回った。

今年のフォーブス400には合計で65名のテック業界のビリオネアらが名を連ねている。これは前年度から6名の増加で、65名の資産額の合計は8210億ドル。昨年から17%の増額となった。

増加率が最も高かったのはツイッターとスクエアのCEOを務めるジャック・ドーシーで、彼の資産額は昨年から184%上昇し63億ドルとなった。ドーシーの資産額の増加に寄与したのは、スクエアの株価の大幅な上昇だった。

今年初めてフォーブス400入りを果たしたテック業界の富豪は5名いる。ドロップボックスの共同創業者でCEOのドリュー・ヒューストンがその一人だ。ヒューストンの資産額は今年3月のドロップボックスの上場により27億ドルに達し、302位にランクインした。

また、アメリカンドリームを具現化したテック業界の富豪といえるのが、ITソリューション企業SHI InternationalのCEOを務めるタイ・リーだ。バンコク生まれで韓国育ちのリーは、高校時代に米国に移民としてやってきた。1989年にリーはは夫とともにSHIの前進となるソフトウェアのリセラー企業を設立。リーは資産額23億ドルでフォーブス400入りを果たした。

また、ITプロバイダー分野からリスト入りを果たした富豪が、World Wide Technologies創業者のDavid Stewardだ。1990年創業の同社はシティグループやベライゾンなどを顧客に抱え、現在の年間売上は104億ドル。Stewardの資産額は34億ドルで、米国で2番目に裕福なアフリカ系アメリカ人となっている。

テック業界から今年初めてフォーブス400入りを果たしたメンバーは、他に2名いる。2000万社の顧客を抱えるEメールマーケティング企業、Mailchimpの共同創業者のDaniel KurziusとBen Chestnutらだ。2人の資産額はそれぞれ21億ドルとなっている。

全般的に好業績だったテクノロジー業界だが、資産を大幅に減らしたのがフェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグだった。彼の資産額は現在610億ドルで4位に入ったが、1年前と比較すると100億ドルの減少となった。ザッカーバーグは今年のフォーブス400で、前年度から資産を減らしたテック業界のビリオネア17名のうちの1人となった。

編集=上田裕資

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