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Dean Drobot / shutterstock

私たちの日常的な習慣と認知機能との関連性について先ごろ、いくつかの興味深い研究結果が発表された。長期間の生活習慣は、脳の力を大幅に低下させたり、高めたりする可能性があるという。

認知機能を低下させ得る全ての行動を変えることはできないだろう。だが、以下に挙げる習慣とそれによってもたらせる状態については、変えるための努力をすることができる。

脱水状態

今年7月に発表された研究結果によると、ごく軽度の脱水状態でも、認知機能には影響が出ると見られている。注意力を必要とするタスクにおいては、脱水状態になり始めた早い段階からミスが出始める。さらに状態が進めば、間違った回答などをする頻度はさらに増加するという。

体内の水分が2%失われると(水分を取らずに行う数時間の運動でこの状態になる)、計算・論理能力に影響が出始めることが分かっている。

ネクタイの着用

7月に発表された別の研究結果によれば、ネクタイの着用で脳への血流量が約7%減少する可能性があるという。

“社会的に望まれる絞首”について調査した研究チームは、調査に参加した男性を2つのグループに分け、一方だけにネクタイを着用してもらった。その後、脳への血流量をMRI(磁気共鳴映像法)で測定したところ、ネクタイの結び方がきつかった男性ほど、脳への血流量が大幅に減少していた。

砂糖の摂取

砂糖が神経系と認知機能の健康に悪影響を及ぼすことは、すでに報告されていることだ(糖が原因で昏睡状態になることは、かなり広く知られている)。

数年前に発表された研究結果では、ラットに水ではなく砂糖水を与えたところ、記憶力に悪影響が出ることが確認された(興味深いことに、砂糖に加えてオメガ3を与えたところ、そうした影響は見られなくなった)。

今年発表された別の研究結果では、グルコース(ブドウ糖)またはスクロース(ショ糖)のいずれかを摂取した人たちは、フルクトース(果糖)またはプラセボを摂取した人たちよりも、認知機能検査の結果が悪かった。砂糖はアルツハイマー病との関連性が示されていることから、驚くべき結果ではないだろう。

編集=木内涼子

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