しかし成功する企業もあれば、破綻する企業も。米調査会社CBインサイトによると、テクノロジー系新興企業の70%が失敗している。ハードウェア企業の場合は97%が破綻に追い込まれている。今回、同社の調査からわかった主な失敗の要因をご紹介しよう。
アーディオ 2010-2015
音楽配信サイトとして人気を博したものの、スポティファイの北米上陸とともに人気が下降。破綻後、同業のパンドラに買収された。
クワーキー 2009-2015
創業者ベン・カウフマンのもと、ユーザーのアイデアを投票で製品化するクラウドソーシングサイトとしてヒット商品を連発。だが、製造費や宣伝費の負担に耐えきれずに破綻した。
ジョウボーン 1999-2017
ウェアラブル端末を看板に急成長も、ユーザーの製品への不満を汲み取れずに破綻。その後、創業者のホサイン・ラーマンがデータに特化した新会社を立ち上げている。
ゴーカー・メディア 2002-2016
人気レスラーのセックス動画を流出させて提訴されたオンラインメディア。有名投資家の資金援助を受けた原告側に敗訴し、創業者ニック・デントンは閉鎖を余儀なくされた。