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I write about customer experience.

Syda Productions / shutterstock

アマゾンは、食料品から書籍、衣類、靴に至るまで、あらゆるところにいるように思える。翌日配送サービスのおかげで、利用者は自宅へ直接届ける必要のあるすべての商品をアマゾンで買うようになった。

さらにアマゾンは米国で、自宅をスマートホーム化するためのコンサルタントの家庭訪問を無料で提供するようになった。多くの人が既に自宅にスマートホーム・ハブを設置し、アマゾンのアレクサやグーグル・アシスタントに照明、音楽、玄関の錠、空調、ビデオカメラ、外部セキュリティーシステムなどを接続している。

スマートホーム・ハブを通じて家全体を自分の声で制御する人は増えており、テクノロジー企業各社はその家庭内のハブの座を競い合っている。

ここで考えてみたい。アマゾンがここから一段上がり、スマートホーム建設会社を立ち上げることは理に適っているだろうか? 私はそれが理に適っていると思う。

アマゾンは大きなリスクをいとわない企業だ。最近には、ホールフーズ・マーケットを買収し、プライム・ワードローブを立ち上げるなど、食料品販売や小売業といった非常に難しい市場に参入した。さらに、ヘルスケアや銀行業にも参入するのでは、といううわさも流れている。

そんなアマゾンが、建設業に挑戦してもおかしくはないのではないか。同社は恐らく、住宅不足の状態にある米国に、スマートホーム建設をもってして新しい風を吹き込むことだろう。

アマゾンは既に、スマートホーム構築に関連するさまざまな分野に投資を実行している。さらに、家をよりスマートにするために思いつく限りのことを仕掛けている。

バーチャルアシスタントのアレクサを使えば、声だけを使って店の予約や、天気予報のチェック、さらには環境に優しい照明などの機器のコントロールでさえも可能だ。さらにアマゾンは最近、米ホームセキュリティー機器企業リング(Ring)を10億ドル(約1070億円)以上で買収した。

同社の製造するモニター付きドアホンは、玄関の来客や家の周辺の様子をスマートフォンで確認できる製品だ。アマゾンはさらに、食料品が底を尽きる前に自動で再注文する製品を開発すると同時に、コンロや電子レンジ、冷蔵庫をどこからでもコントロールして調理できるスマート家電の製造企業に投資している。

編集=遠藤宗生

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