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(Photo by Justin Sullivan/Getty Images)

グーグルは3月15日、ウェアラブルプラットフォームの名称「Android Wear」を刷新し、「Wear OS by Google」及び「Wear OS」の名称を使用していくと宣言した。

グーグルによると今回の名称変更と同時に、機能の刷新などは行われないという。既存のAndroid Wearデバイスには、今後数週間のうちに新たなロゴが表示されるようになる。

「Android Wear」からアンドロイドの文字が取り除かれる背景には、Android Wear対応のスマートウォッチ利用者の約3分の1が、アンドロイド端末ではなくiPhoneと連携させてデバイスを使用中であることがあげられる。

Android Wearの責任者のDennis Troperは「当社のOSで駆動するスマートウォッチのユーザー層を、より正しく反映した名称に改めた」と述べた。グーグルによると今後の数週間で、これまでアンドロイド限定だった健康記録アプリ「Google Fit」がiPhoneでも利用可能になるという。

Android Wearが最初にアナウンスされたのは、2014年3月の開発者会議「Google I/O」だった。Android Wear対応のデバイスは、これまでソニーやLG、Asusといったテクノロジー企業のみならず、タグ・ホイヤーやルイ・ヴイトン、モンブランやフォッシルなどのブランドからもリリースされ、合計で50種類以上の製品が存在する。

世界のウェアラブル市場は今後の数年でさらに拡大するとみられている。調査企業「IDC」は2021年の世界のウェアラブルデバイスの出荷台数が、1億4950万台に達すると予測している。同社は今後、さらに多くのファッション企業がこの分野に参入すると見込んでいる。

IDCによると今年のウェアラブルデバイスの出荷台数予測は6150万台で、3年間で市場規模は2倍に以上に拡大することになる。ウェアラブル市場を牽引するのが、スマートウォッチであることは明らかだ。

しかし、調査企業「CCS Insight」が明らかにしたデータでは、2017年のAndroid Wearデバイスの出荷台数は500万台以下にとどまっていた。それに対し、アップルウォッチの年間出荷台数は1600万台だった。

編集=上田裕資

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