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An executive coach, advisor, and author.

Photo by Albert L. Ortega/Getty Images

何かを新たに始めるのは難しい。ましてやアップルのように象徴的なグローバルブランドへと成長する企業の創業となると、途方に暮れるような作業だ。では、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアックは、このプロセスをどう考えたのだろうか? そしてそれから私たちは何を学べるだろうか?

他者と協力し、アイデアを洗練させる

閉ざされた自分だけの世界で、何かを始めることはない。あなたがどんなに才能と能力にあふれていても、アイデアを試し洗練させるため、そして精神的な支えを得るために、他者が必要だ。

ウォズニアックはアップル創業前から、コンピューターの能力や、それが人々にもたらす利益について他者と議論していた。アップルの歴史本には登場しないかもしれないが、こうした人々はウォズニアックにとって、共同創業者も同然だった。そのためアップルが株式を公開したとき、ウォズニアックはこうした初期の「共同創業者」5人に、自らの株式から2000万ドル(約22億5000万円)分を与えている。

「私はさらに、他の従業員80人に、新規上場前の私の株式から2000万ドルを与えた。それぞれが家を買えるようにだ。大成功を収めたのであれば、従業員全員がその利益を受けるべき」とウォズニアックは語る。

チームとの協働は、他者がもたらす価値を理解する鍵だ。あなたの成功に従業員が投資してくれたように、あなたも従業員の成功に投資して恩に報いよう。

他者にアイデアを発展させる

良いアイデアは無から生まれるのではなく、すでに存在する別の良いアイデアを基に生まれることが多い。よって自らのアイデアをさらに改善させたいのであれば、他者にそれを発展させてもらうべきだ。

人類の歴史の中で、長い時間を経てもなお共有されているアイデアの例は、文学・芸術作品にみられる。作品はそれ自体が命を持っており、他の芸術作品を生む刺激となる。例えば、シェークスピアの『ロミオとジュリエット』から着想を得て、さまざまな形態の作品が多く生まれている。

これは、どのような立ち上げのアイデアにも通じる。自分のアイデアを最高の形にするには、共同創造プロセスに他者の参加を促す必要がある。ウォズニアックは「オープン・イノベーション」の考え方がアップルにとって重要な役割を果たしたと語っている。

彼によると、アップルが収めた大きな成功のいくつかは、同社が最もオープンな方針を取っていた際に成し遂げたものだった。例えば、アップルでウィンドウズ向けのiTunesを開発し、マックのコンピューターを持っていない人もiPodを使えるようにしたとき、売り上げは倍増し、株価は急上昇した。

編集=遠藤宗生

 

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