各業界に変革とイノベーションをもたらす30歳未満のリーダー30人を選ぶ「30アンダー30」を発表してきたフォーブスが100周年を迎えるのを記念して、各年代に30歳未満の起業家として注目を集めた10人を紹介する。
・2010年代:パトリック・コリソン、ジョン・コリソン/ Stripe(ストライプ)共同創業者
アイルランド生まれのジョン(29)とパトリック(27)のコリソン兄弟は、2011年に米国で開始したオンライン決済サービス、ストライプの成功により、世界最年少の「自力で富を築いた億万長者」となった。
・2000年代:マーク・ザッカーバーグ/ Facebook(フェイスブック)共同創業者
マーク・ザッカーバーグは2004年、ハーバード大学の2年生だった19歳のときにソーシャルネットワーク・サイトを立ち上げた。ビジネスは急成長を遂げ、2007年には150億ドル(約1兆6700億円)規模の企業となった。アクティブユーザーは現在、およそ20億人に上る。フォーブスの最新の長者番付では、ザッカーバーグは5位に入っている。
・1990年代:ジョナサン・クーン/1-800-CONTACTs(1-800-コンタクツ)共同創業者
眼科の長い待ち時間と高い診察料に不満を持っていた米ブリガム・ヤング大学の卒業生、ジョナサン・クーンは眼鏡技師らとともに1995年、眼科医の処方箋なしで購入できるコンタクトレンズの販売を開始。同社はクーンが28歳のときに、上場を果たした。
・1980年代:スティーブ・ジョブズ/ Apple(アップル)共同創業者
1982年版の米国の富豪ランキング「フォーブス400」に名を連ねた27歳のスティーブ・ジョブズは当時、1億ドルを超える資産を保有していた。
1984年にMacを発売したアップルは、翌1985年にジョブズを「追放」。ジョブズはその後、ピクサー・アニメーション・スタジオ、ネクストを創設した。後にアップルに復帰したジョブズは、iPodやiPhone、iPadを世に送り出した。