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ハードウェア及び半導体メーカーについて執筆

vchal / shutterstock.com

サムスンが今春発売したGalaxy S8には、顔認証システムで端末をロック解除できる機能が搭載されている。しかし、この機能は第三者に簡単に突破されてしまうものであることが、発売直後に発覚した。

Galaxy S8の顔認識は端末の持ち主の顔写真さえ持っていれば、簡単にロックが解除できてしまう。このレベルのテクノロジーであれば、信頼に足る技術とは言い難い。

そんな中、「FaceTec」と名乗る小さなスタートアップ企業が、マシンラーニング技術を活用したテクノロジーでカメラの前の人間の顔を認識し、(写真ではなく)それが本当に人間であることを突き止める技術を開発したと宣言した。

FaceTecの認証プロセスはまず、1フィート(約30センチ)の距離からユーザーの顔データを取り込み、次に8インチ(約20センチ)の距離まで端末を顔に近づける。ソフトウェアが2ポイントの映像を取り込むことで顔の3次元モデルを生成するのだ。それぞれの映像は、約30回のマシンラーニングのプロセスで解析され、皮膚の状態や顔の各部の影、瞳に写った端末の映像といった要素から、個人を特定する手がかりを得る。

FaceTecが用いるテクノロジーは、画像や言語認識分野に巨大な進歩をもたらすと言われるディープラーニングではなく、その基盤となる技術のマシンラーニングだ。同社はグーグルの「TensorFlow」を用い、ディープニューラルネットワークの導入テストも行ったが、この分野にそこまでの技術は必要ではないと判断したという。

FaceTecの認識テクノロジーはスマホの内部のみで完結するため、迅速な処理が可能な点も大きな利点といえる。

FaceTecのテクノロジー主任を務めるJosh Roseは「ディープラーニングは素晴らしい技術だが、大規模なリソースが必要で処理時間もかかる。我々が想定する利用ケースでは、リアルタイムで認識可能な点が重要だ」と述べた。

編集=上田裕資

 

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