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I write about technology and science

Dmitriy Karelin / Shutterstock.com

モバイルの普及が人々のテレビの見方を変えていると、インターネット上では言われ続けている。ディズニー等の大手もモバイル対応のコンテンツの拡充を進める中で、従来の家庭のテレビではなくスマートフォンやコンピュータのスクリーンでテレビ番組を視聴する人が増えているとの報道が相次いでいる。

しかし、調査会社ニールセンが発表した最新リポートは、これとは全く逆の結果を示すものになった。動画のテレビ上での視聴時間は、その他のデバイス上での視聴時間を圧倒的に上回っている。

この調査は昨年9月26日から12月25日までの期間に実施され、18歳以上の米国人を対象に行われた。下記にその結果を挙げる。

視聴プラットフォーム/視聴時間に締める割合

テレビ 82.1%
テレビに接続された機器 10.3%
PC 5.1%
スマートフォン 1.8%
タブレット 0.7%

テレビとテレビに接続された機器での視聴を合わせたシェアは92.4%に達している。それに対し、PCやスマートフォン、タブレットの合計は7.6%でしかない。

この結果をニールセンがモバイルの利用時間の少ない高齢者中心に調査を行ったせいではないかと考える人も多いだろう。ニールセンの担当者は「データを検証した結果、年齢や人種を問わず動画の視聴はテレビが中心になっていることが分かった」と述べている。ただし、ニールセンは今回の調査対象者の詳細については明かしていない。

テレビの大画面で美しい映像が楽しめるのに、なぜわざわざ小さなモバイルの画面でそれを見る必要があるのかと考えた場合、飛行機の機内等の限られた場所以外では、モバイルを選ぶ必然性はないというのが事実だろう。

ネット上で広く伝えられる事柄は間違っている可能性がある。動画視聴の分野ではテレビは依然として王様なのだ。ニールセンのデータが米国の成人の動画の視聴動向を正しく反映しているのだとしたら。

編集=上田裕資

 

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